第3話 本部にて
CIA本部についたグレイ いつもより緊張した雰囲気の中自分のデスクに着く、後数分でブリーフィングは始まるのでその間の猶予を有意義な時間にしようとしていた。
「グレイ遅いじゃないか!。」
いつものように能天気な声同僚のニックである、彼とは海兵隊時代からの親友で今なお健在だ。
「脱獄囚に会いにいったのさ。」
「なんだそりゃ、まあいいさもうブリーフィングだいこうぜ。」
グレイは気が乗らないがいつもの事と自分にいっていた。
会議室ではオフィスと違い緊張感はありながらも落ち着いていた。
「グレイ聞いてのとおりホワイトハウスが占拠された、君には現場へ潜入してもらいたい。」
ハスキーボイスで話す眼鏡の男、オフィスのボスでありグレイの上司であるオーエン大佐だ。
分かっていることを素早く的確に伝え最後に
「テロリストグループは未だ身元が分からん、だが時間がないグレイ行けるか?」
と言う大佐にグレイは縦に首を振る。
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