理想なる壁
理想なる壁はただ高く、私の前にそびえ立つ。
何故立ちはだかるのか。
この白く清らかな壁よ。
私の理想は、そんなにも高いと申すか。
貴い壁よ、私の中の私よ、
何故立ちはだかるのか。
味方であってはくれぬのか。
白い壁よ、白い壁よ、何故立ちはだかるのか。
理想なる壁はまだ高く、私の前にそびえ立つ。
氷柱 (詩集) 木戸秋星 @kido-sei
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