第2話 隣のお客様は面白い
先日、黄色い人がやってる某ハンバーガー店に行ってきました。
前に座るのは、そりゃもちろん。
美少女ですよ。そうですよ……はい。
嘘です。
超イケボな坊主男子です。
自分はいつも、ベーコンとレタスがサンドされているやつを頼むのですが、「よっこらせ」と、席に着くと隣にいた男性のお客様(大学生)が何やら楽しそうに話していたんですよ。
別に聞きたい訳でもないし、むしろ聞き耳を立てていた訳では無いのですか、狭い室内、密接した場所ではどうしても聞こえてしまうものです。
男A「今日さ、ママーンがさ、『あんたどっか行くの?』って行ってきた訳」
男B「ずっと前から言ってたじゃん」
男A「そうだろ?だから、今日は遊びに行くって言ってるじゃんって言ったらさ、『なんだー、折角競馬に行こうとしたのに』って言ってきたの」
男C「お前ん家競馬大好きだもんな」
男A「いや、もっと早く言えしー」
仰け反りながら後悔
自分、ここで笑ったらまずいと思い一生懸命に友達との話を盛り上げていた。
自分は面白いと直ぐに顔に出てしまう体質で、直ぐに笑ってしまうんですよね
男C「そう言えば最近昔の馬が、亡くなったんだよな」
男A,B「へー、そうなんだ」
男C「いや、お前は分かるだろ。ほら、7年前ぐらいに大活躍した馬だって」
男A「だってさ、7年前って俺プリキュアにしか興味なかったもん」 【飲み物じゅー】
自分『コーラに溺れる』
イケ坊主「なにやってんの?」
コソッと聞いてしまって会話ほど、笑ってしまうんですよね。罪悪感からなのでしょうか。
皆様も、誰に会話を聞かれているのか分からないのでご注意を。
もしかしたら、自分があなたの後ろに……
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