さとり世代の俺が魔王城と言うブラック企業に就職したんだけど、、、

娘をやるつもりはない

第1話

みんなからはさとり世代と言われているが、

先輩たちとご飯?終わった後の飲み会?そんなの行くなら、家でゲームするし動画見て自分の時間を過ごすだろ!と考えてる俺、、、そう!この話の主人公である【山田】です。


 この話は、平凡なさとり世代の俺が異世界に召喚されて、魔王城というブラック企業に就職した、、、いや!就職させられた話です。


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「お疲れ様でーす。お先に失礼します。」

いつも通り定時に仕事を終わらせ帰る。


(今日のご飯は牛丼でいいか!)

いつもコンビニで買っているが、今日は牛丼にした意味は特にない。


店に入り券売券で牛丼並盛りの券を買ってカウンターにいる店員さんに渡した。


「いらっしゃいませ〜。並盛り持ち帰りですねー少々お待ちください」


牛丼を受け取り、

(家に着いたらネットゲームでもするか!)いつもと違う道を歩く。


住んでいる、マンションに着きエレベーターで上がって

玄関の前に着き鞄から鍵を取り出して、ドアを開けた瞬間!!


「ここ、、、何処だ?」


目の前には知らない廊下と

漫画やアニメでしか見たことのない、生き物たちが廊下の端のベンチに座っていた。しかもどこか緊張している、、、、


「次の方どうぞ!」


一個の扉の奥から女性の声がした。


すると1人の鬼が緊張しながら

「失礼します!」

と部屋に入っていった。


(この感じ面接か?そりゃ緊張するわ、、、、俺もあの時は緊張し、、、、まてまて!違う違う!面接とかじゃなくて、ここ何処なんだよ!!)


辺りを見渡しても長い廊下と所々に扉があるぐらい。


ボー然と立ち尽くしていると、

「ありがとうございました!失礼します!」とさっき入っていった鬼が出てきた!


俺の方を見ながら、会釈してきたので俺も会釈で返した。

(鬼って礼儀正しいんだなぁ)


そんな事を考えている間に

「次の方どうぞ!」と声がした。

周りを見ても俺しかいない!

あたふたしていると、

「あれ?きてないのかなぁ」と言いながら耳が長く黒髪ロングの見た目の女性が出てきた。


俺と目があった。

「居るじゃないですか!緊張してるんですか?大丈夫!」


と言いながら俺の腕を引っ張り部屋に連れて行く。


(部屋の中は俺が働いていた会社の会議室に似ているな)

そんなことを考えながらパイプ椅子に座ると



「履歴書を貰ってないんだけど、、、、」と

見た目がクールな色白の男が笑顔で話しかけてきた。


「俺、いや、僕は家の扉を開けたらここにつながっていて、何も知らずにここに居るんですけど!」


外でなにかの鳴き声が聞こえるぐらいの沈黙!


クール色白男性と耳長黒髪ロングの女性が急に笑い始めた!


「はっはははははー」

「オホホホホホホホ」

2人の笑い声がまるでオペラのように響き渡る。


「あのー、本当なんですけど ´д` ;」と言ってみたものの

たしかに面接に来た奴が、扉開けたらここに居たとか

言い出したら俺だって笑うよ!

面白いもんね!絶対に!入社して5年は弄るよ!


「人間界からの方でしたか!それなら面接は要らないですね。」

「たしかに、見た目が人間界から来た方と一緒ですものね。」

(良かったー納得してくれたわー!って待てよ、、人間界から来た方?なんで分かってるんだろ?)


「人間界からの召喚者の方なら面接もなくウチで働いてもらいます。強制的にね❤️」とクール色白が話す。


「面接受かって良かったです。、、、、ってまてーー!

召喚者って言いましたよね?なんで、俺が人間界からって分かったんですか?あと働いてもらいます。強制的にね❤️じゃねーよ!」

あまりの衝撃に少し乱暴な言い方になってしまったと反省。


「なんで分かったかって?それはね私たちが召喚したからです。まさかこのタイミングで、召喚されていたとは思ってなくて、魔法陣のエラーかしら?」と黒髪ロングの美女が満面の笑みで言ってきた。


「人間界の者たちは馬車馬のように働いてくれると昔に聞いたことがあるんで、召喚して働いてもらおうと思ったんだよ!」とクール色白が説明してくれた。


そして、クール色白の男がこう言った


「ようこそ!魔王城へ!魔王の吉田です!一応吸血鬼です。」まさかの日本のなまえーー!


「就職おめでとうございます。!秘書の佐藤です。

ダークエルフです。」再び日本のなまえーー!


こうして、魔王城に就職されられた俺の話は

魔界全体に広がるんだけど、それは次のおはなし!


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山田 職業末端の平社員を獲得!

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