XⅢ. 執筆中に聞く曲
なんか今日はちゅかれております。
数カ所の事業所を回って、懸案事項を片付けただけなんですが……。
さて、執筆中に聞く音楽について。
私はものを書いているとき音楽を聴いていることが多いので、作品それぞれに執筆中よく聞いていた曲というかイメージBGMがあります。
全然流行りの曲ではない、アンビエントとかワールドミュージックとか古いテクノのカバーとか、そういったインストゥルメンタルが多いです。
あと、アメリカンオールディーズやyoutubeに多数ある作業用ジャズやボサノバも好きです。
なぜ外国曲やインストゥルメンタルを聞くのかというと、歌詞に引きずられるのが嫌だからです。
そう言うと、知り合いの物書きさんたちにどん引かれます。
その人たちに執筆中にどんな曲を聴いているのか尋ねると、エモい歌詞の曲が出るわ出るわ。
そしておすすめされたその曲を聞いてみてからその人たちの作品を読み返すと、たいてい見事に引きずられています。
好みは人それぞれですので、自分が作業しやすい曲を聴くのが一番です。
だから別にどうということではありませんが、ときどき引きずられすぎて痛々しい作品を目にすることがあります。
そういう作品は、だいたい
・曲名がそのまま、あるいは少々のひねりを加えてタイトルになっている
・その曲と思しき歌を登場人物が歌う
・その曲の歌詞に使われている語彙や言い回しがやたらと出てくる
といった感じで、思い入れの激しさが読者に苦痛と胸やけを与えます。
大人気の曲と同名のタイトルをつけたせいでpvを稼ぎ、ランキング入りできた作品すら発見してしまいました。
ひとこと言わせてもらいます。
フェアじゃねーよな。
いや、まあいいんだけどさ。
ファンの人ってすごいなって思っとくくらいに留めて、
「さあ、別の作品読もうっと」
と気持ちを切り替えればいいだけなので。
でも、そういうのを書いた方、あるいは書こうとしている方。
同好の士ではない人間からは、失笑気味に見られてるぞ、というのは心の片隅に置いていてほしいです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます