赤い扉の透子さん
神崎 ひなた
まえがき
「ねぇ、知ってる? 赤い扉の透子さんの話――」
私立
一段目――トイレのデーモンハンド
二段目――戦慄の
三段目――
四段目――永久欠番
五段目――注文の多い
六段目――おくれ骸
七段目――4時44分の不可視
八段目――パペットマスター・エリーさん
九段目――口裂け女レベル100
十段目――ハナコ・ザ・オーバーロード
十一段目――水中夢想
十二段目――無限回廊
十三段目――赤い扉の透子さん
今回わたしが語るのは、「赤い扉の透子さん」と出会った話だ。
……先に断っておくと、この怪談は怖くない。何故ならこれは世にも珍しい優しい怪談だからだ。根っからの怪談を期待していた人には物足りない話かもしれない。が、これを語るのもわたしの使命というか、約束というか――まぁ語り部がこの調子なので、どうか肩肘張らずに、毒にも薬にもならぬ話だと思って最後まで付き合ってくれたら
それでは――東西東西。
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