第4話
「Three days!?」
思わず僕は叫んだ。
「あはは、優エンドレスエイトの時のキョンみたい」
彼女は顔をくしゃっとして笑った。
「よくわかったな、こんな変なモノマネ」
「わかるよ、オタクなめんな」
彼女はキメ顔をする。相変わらずだ。オタクなのも変わらないみたいだ。
店員が運んでくれたサラダをつつきながら彼女は話を続ける。往復日付指定の新幹線チケット買ってしまったので、3日間泊まらなければ帰れないらしい。困ったやつ。
「というか僕以外に女友達いるだろ、そこ泊まれよ。」
僕の質問を無視し彼女はドリンクバーへ行った。もうオレンジジュース飲み終わったのか。
彼女が席を外した間にマルゲリータとカルボナーラが来た。どっちも食べたいという彼女の意向により、シェアすることになったのだ。僕は店員に取り皿を頼んだ。
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