習作として書かれていますが、それぞれのシーンごとに趣きが異なり、興味深く読むことができます。わたしは、歌詞とともに描かれる「プラネット・テレックス」、躍動感のある文章の「シンプルにすごい」、曖昧模糊とした「記憶」がオススメてす。このほか、短編がありますが、音楽に関するものは臨場感があって素晴らしいと感じました。良い作品を読ませていただきました。感謝を込めて。