第4話 なんでや
山本「じゃあ質問です」
他2人「…」
山本「赤い果物といえば」
「なに?」
他2人「…」
長谷川「言っていいの?」
山本「あ、まって!」 「まだアカン」
長谷川「まだアカン!?」
「なんでや」
森口「うんなんでや」
山本「3人一緒に言うから」
長谷川「なんでや」
山本「3人同時に答え言って~」
「全員一致してたらOK!!」
長谷川「いやだからなんでや」
山本「なんでやなんでやうるさいなお前」
「なにがなんでややねん」
長谷川「3人で答え言って」
「一致してたらOK!?」
「なんでなん?」
「なんでや」
「なんでそんなことする必要があんねん」
「一致してたらどうなんの!?」
「俺は一体どうなってしまうんや!?」
「教えてくれ!」
「彼女できるのか俺は!!」
「そこを聞かんことには俺は参加できひんねん!!」
山本「嬉しいんや」
長谷川「は?」
山本「一致してたら嬉しいんや」
長谷川「はあああああああ!!?」
「なんでや!?」
山本「なんでやもクソもあるかああ!!!」
「俺はなあっ!!!」
「俺は赤い果物といえば?っていう質問に対して3人が一斉に答え言って!」
「それが一致しているのが嬉しい」
「一致しているところを見てたい」
「もうたまらんねん!」
「興奮すんねん」
長谷川「なんで興奮すんの?」
「なんでなん!?」
「なんでや」
山本「なんでやと言いながら」
「お前らの頭にはすでに赤い果物が浮かんでいるハズや!」
他2人「ドキィ!」 「まぢドキンちゃん!」
「なっ」 「なんで知ってんねん!」
山本「もう分かってんねん!!」
「もう見えてんねんお前らは!!」
「心を!」
「マインドを見えてんねん!!」
「見透かされてんねん!!」
他2人「…」 「たしかに!!」
「赤い果物浮かんでるわ!」
山本「そやろがい!」
他2人「うう…」
「うおおおおおおおおおおおお!!!!」
山本「うるさっ!」
「雄叫びやめろ」
「うるさいから雄叫びやめろ」
他2人「分かった!!」
山本「ヨシッ!」
「じゃあいくで!!!」
「覚悟はええか!!」
「俺は出来とる」
他2人「はいっ!!!!!!」
山本「ドーッン!!」
他2人「う」
「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
山本「…」 「じゃあ質問です」
「赤い果物といえば?」
他2人「…」
山本「せーーーーーーーっの!!!」
???「リンゴ!!」
???「リンゴ!!」
???「イチゴ!!」
3人「…」
山本「だれや?」
他2人「…」
「なにが?」
山本「もう分かってるやろ!!?」
「もう言わすなや!!」
他2人「なんやねん」
山本「だからあ!!!!!」
「今!!」
「イチゴって言ったやつ誰やねん!!!」
他2人「う」
「うわああああああああああ!!!!」
「だれやああああああああああ!!!」
山本「いや俺のセリフじゃあ!!」
「お前ら2人の内どっちかや!!?」
「どっちや!!」
「今なら許す!!」
「言え!!」 「どっちや!!?」
森口「俺やでえ!!!!」
山本「やっぱりお前かぁアゴ!!」
森口「やっぱりってなんやねん!!」
「アゴってなんやねん!!」
山本「アゴは分かるやろ!!?」
「俺たちのアゴをミディアムレアやとしたら」
「お前のアゴはなんやねん!!」
「なに焼き加減やねん」
森口「ウェルダンです」
山本「そやろがい!」
「お前はそういうことやねん!!!」
「ウェルダンから逃げることは出来ひんねん!!」
「懲役5000兆年やねん!!!」
森口「どういうこと?」
山本「うるさいわお前!!!」
「こっちが聞きたいぐらいやわ」
森口「そーなんや」
山本「つーかお前かあ!!!」
「イチゴ言うたアンポンタンは!!」
森口「天才やで」
山本「は?」
森口「俺はアンポンタンやなくて天才やで」
山本「キエエエエエエエエエエエイ!!!」
森口「それな」
山本「(゜-゜)」
森口「じゃあもう一回すればええやんけ!」
山本「なにが?」
森口「もう一回一致するかやったらええやんけ!!」
山本「…」 「あっ!」
「たしかに!」
「そーやんけ!!」
「もっかいしよ!」
他2人「ヨッシャアアアアアアア!!!」
「やっぞ!!!」
「は!やっぞ!!!」
山本「じゃあ質問です」
他2人「バッチコイ」
山本「フリーザの必殺技といえば?」
他2人「…」
山本「せーーっの」
???「デスビーーーーーム!!!!!」
???「デスビーーーーーム!!!!!」
???「デスビーーーーーム!!!!!」
3人「…!」
山本「や」
「やったあ!」
完
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