六月《1》

開校記念日、来ちゃった★!

巫山戯んなよ、おいコラ。


今日はこの月最高に最悪な日であった。


朝練が7時30分に始まるのに対して、今日は7時という恐ろしい時間に集合がかかった。


しかも、7時に集まっても何にもない。

むしろ、遅れてきた先輩(7時15分)が丁度いいだなんて。


〔後、15分寝れたのでは?〕


と考えてしまう程に眠かった。


そこから楽器運び(トラックに楽器つめつめする)のが始まった。


朝から腰が殺られた。

主にチューバ、バリトンサックス、打楽器が私の腰を暗殺した。


誰か私の敵討ちをと思っているうちに、楽器運びが終わり、駅へ自転車で向かった。


学校から駅までは多分歩きで30分か40分、自転車だと20分15分ぐらいでは無いのだろうか。


まぁ、私の足にかかれば、20分くらいで着いてしまうんだけどな。笑


っていう感じの茶番をやっている間に目的地に着き、楽器をホールへ運び込む。


そんなこんなで、もうお昼の時間。

顧問は生徒が弁当のデザートに菓子を持ってきていることを初めて知り、後に叱るという運命はさておき、かれこれ1時になろうとした。


まさにその時、外部の先生(ラスボス)が来てさあ大変。


音出し基礎合奏に一斉チューニング。


いままでのたるんだ雰囲気はどこへやらと私は疑問を持っていた。


が、30分前後の記憶が無いがともかく終わったことには間違いない。


私は気を確かにして家への家路つまり、電車を五月蝿い友達とも言えない人々と共に乗って行った。


これは序の口であったことを部員一同は

また後に分かることである。


私からの報告は以上である。

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