間話 1話~106話振り返り

*今回は「ゾンビ復讐」の大まかな内容をざっくり振り返る回です。どうでもいいと思う方は107話にお進み下さい。



皇雅(以下皇と略)「ん......?何だここは?何も無い、真っ白な空間じゃねーか」


ミーシャ(以下ミと略)「コウガさん!お元気そうで何よりです!」


皇「お姫さん?今ここにいるのは俺たち二人だけか...」


ミ「どうやら私たちは振り返りエピソードの進行役として呼び出されたそうです」


皇「そういや文頭にある*にそんなこと書いてやがんなぁ。ったく異世界に続きまた勝手に呼び出しやがって。勝手も大概にしろっての」


ミ「そ、そう言わずに...私たちで今作品のこれまでのストーリーを振り返って行きましょう!」


皇「振り返りねぇ......要は100話も超えたこの作品を、長々と読むのがめんどいとか言う新規読者どもの対策としての処置てことだろ?別に振り返らなくて良いだろうが。100話も読んでられるかぁ!とか言う新規読者なんて所詮その程度の器なんだよ!だったら読まなくていいんだよ!そんな奴らこっちからお断りだよッ!読みたい奴だけが来ればいいんだよ!大体振り返りなんてやると、このエピソードにしか読みに来る奴が来なくなって、PV数が増えなく―」


ミ「ス...ストップ!!コウガさんそれくらいで!!新規の方々に、作品の大まかな詳細を理解していただいて、もっと細かいところについて知りたいと思われたなら本編へお越しください、と紹介するのです。また古参の方々にも、最初から100話以上も読み返す手間を省く為のショートカットとして利用していただこうという意図もあります!そうすればこの作品がより盛り上がると思いませんか!?」


皇「おお......言われてみれば。流石お姫さん。頭が回るねー。あんな腐った王国でも有能な奴はいるもんだな。そういうことなら、とっとと振り返るといきますかー」


ミ「ホッ...どうにか乗ってくれた。さらっと自国を貶されたけどまぁ良いか...。


それでは、以下振り返りです!」






「ゾンビになって生き返ったので 復讐してやる」

第1章(1話~14話)

・桜津高等学校3年7組(主人公甲斐田皇雅かいだこうが含む35名+副担任藤原美羽ふじわらみわ)は突如異世界召喚によるクラス転移に巻き込まれ、転移先ドラグニア王国の国王と王女に“モンストール”という化け物たちを殲滅してくれるよう頼まれる。


・34名のクラスメイトと副担任にはレアな職業とステータスが授けられたが、皇雅だけが召喚特典とは思えない平凡職業・平均以下ステータスを授けられる。後にクラスほぼ全員と王族たちから“ハズレ者”というレッテルを貼られて嗤われて蔑まれる。


・実戦訓練の途中、災害レベルのモンストール襲撃で一人逃げ遅れた皇雅が、王子の提案で見捨てられることになる。嗤われながら見捨てられる仕打ちを受けた皇雅は、激しい憎悪と殺意、復讐心を抱いたまま瘴気まみれの地底に落ちて、死んだ。


―が、ゾンビとして復活して、人型モンストールの肉を喰らい、急激に強くなった。その後色々な活動をして、チート無双化した。

地上へ這い出た皇雅は、クラスメイトと王族への復讐を誓う。



ミ「......今でもこのシーンは、心が痛みます、私......。」


皇「......ふん、全てはここから始まった、ってわけだ。次いくぞ」






第2章(15話~29話)

・ドラグニア王国に戻るべく、行動。

途中で鬼族(金角鬼)の少女アレンと出会う。お互いの境遇を明かし合い、仲間になる。


・お金が必要ということで、サント王国で冒険者登録をしてクエストに行く。

クエスト先でサント王国副兵士団長のクィンと出会う。


・クエストを終えてイード王国へ向かう道中、クィンも同行することになる。クィンは仲間として近づいたが、その裏ではサント王国による監視命令も兼ねても近づいてきた。



皇「馴れ初めの章だな...」


ミ「!?だ......誰と誰との馴れ初め、ですか...!?」


皇「あん?決まってんだろ。俺と―」


ミ「や、やっぱりいいですぅ!!!次行きましょう!!」






第3章(30話~53話)

・イードのギルドレストランで元クラスメイト...“救世団”《きゅうせいだん》の情報を掴む。その際にクィンに自分が何者かと自身の復讐について全て明かす。

それを聞いたクィンが、皇雅の復讐を否定する。

彼女との関係に亀裂が少し入る。


・アルマー大陸の船着き場港で、救世団のさらなる情報を掴む。竜人族ドリュウと出会う。


・ドリュウの案内で竜人族の国サラマンドラ王国に行く。族長エルザレスの屋敷で、アレンは鬼族の生き残りと再会する。


・クィンの目を盗み、皇雅は歓楽街ハラムーンに移動。

そこで元クラスメイト6名を惨殺して復讐を果たす。

さらにゾルバ村にて2名をも惨殺して復讐する。



皇「何度読んでも、スカッとジャパンな気分になれるシーンだ...!」


ミ「うぅ......コウガさん、こんな惨いことを......!」


皇「何泣いてんだ、あんなゴミクズどもあんな目に遭って当然だ。次はテメーらの番だからなお姫さん」


ミ「そう、ですね.........」


皇「はぁ、テンション高いの俺だけかよ...次!」





第4章(54~75話)

・竜人族と修行するアレンを預けて、立ち塞がるクィンをどかしてドラグニア王国へ侵攻する。同時に不穏な存在も動き出す。


・ドラグニア王国王宮前で、18名の元クラスメイトを殺戮して復讐する。


・王宮内に侵入。王族や兵士たちを殺戮。マルス王子とカドゥラ国王を復讐、殺す。


・後宮でミーシャ王女と再会、異世界召喚の真実が明らかになる。


・地底で遭遇した人型モンストールとSランクモンストール群が乱入する。ミーシャを庇った王妃が命を落とす。


・Sランクモンストール討伐後、ザイ―トと名乗る人型モンストールに挑むも瞬殺される。


・ザイ―トは自身を魔人族と名乗り、魔人族とモンストールの謎について話す。同時に皇雅も、モンストール=屍族と近い存在にあることが明らかになる。


・不意を突いてザイ―トの肉を喰らい、さらに強化する。ザイ―トと死闘を繰り広げるも、彼が分裂体の一人だということを最後に知る。


・分裂体を何とか退ける。ミーシャを復讐対象から外す。クィンがパーティから離脱する。



ミ「この章が折り返し地点ですね。まさかの内容ばかりでした...」


皇「初めは愉しい復讐タイムの続きだったのに、途中からさらなるチート野郎が乱入してきて最悪だったよ。しかもあの野郎殺すことできずに終わっちまったし」


ミ「私は......家族と国を失ってしまいました...。お母様......」


皇「あーもうここでしんみりしてんじゃねー!あ......そういえば作者が、このタイミングでお姫さんもクソ王子や老害国王と同じく、クズキャラ本性を晒すっていうボツ案を用意していたとかなんとか―」


ミ「な、何ですかソレ初耳ですよ!?私のイメージを汚さないで下さい!!」


皇「俺じゃなくて作者に言えよ。ああ本性真っ黒お姫さんについては作者の近況ノートをクリック―」


ミ「早く次いきましょおおおおおおおおおおお!!!」






第5章(76話~103話)

・クラス副担任の美羽と再会。彼女は復讐対象ではないと明言して別れる。


・美羽の派遣先であったハーベスタン王国に行く。貴族を殺害した罪および、ドラグニア王国を滅ぼした大罪人として、軍略家カミラが指揮するハーベスタン兵士団と戦争する。


・戦犯としてカミラを贄に差し出したハーベスタンの王族と貴族、兵士たちがSランクモンストールに襲われて、ハーベスタン王国滅亡。皇雅とアレンがモンストールを撃退。


・カミラの話を聞いて、彼女の処刑を止める。カミラの説得により彼女を仲間にする。


・アレンの復讐の為、亜人族の国パルケ王国に行き、鬼族たちの事情をする。


・危険地帯にて鬼族排斥派を話しをつけて、生き残りの鬼族を保護する。


・獣人族の国カイドウ王国に行き、獣人族が鬼族を虐げて殺してきたと知って、アレンたちが復讐に走る。死闘の末、カイドウ王国を滅ぼし、獣人族を絶滅させる。


・皇雅たちの修行の為、サラマンドラ王国に滞在、修行を始める。

同時に人族連合国軍が結成される。



皇「カミラを仲間に加え、アレンの復讐回ってところか...。俺の復讐回は基本無かったな」


ミ「その前に、ミワさんとのやり取りもありましたよね?あの時のコウガさんの心情はどうだったんですか?」


皇「ぐちゃぐちゃ。それだけ」


ミ「そ、それだけですか...?もう少し話してくれて―」


皇「何でそこを掘り返そうとしてんだよ!?いいだろ、もういくぞ!」


ミ「うぅ......番外編でも中々距離が縮まりませんね...。手強いです」





第6章前編(104話~)

・半年経ってから三つの勢力が動き出す。

人族連合国軍・魔人族軍勢・甲斐田皇雅1名



ミ「―って、三つ目の勢力コウガさん一人!?私たちと魔人族軍勢に対してたった一人で戦うつもりですか!?」


皇「はん!これは俺の復讐......おっとこの続きは107話目からだ。このエピソードが投稿されてから3日以内には更新されると思うから待ってくれ」


ミ「はぁ...。」


皇「というわけで振り返り終了。ざっと約3000字以内でまとめたな。まさか3000字も読むのさえめんどいとかいう不届き者はいねーよな?この作品についてざっくり知りたければ、3000字くらいさっと読んでくれよ」


ミ「し、新規読者の方々は、このエピソードを読んで興味が湧いたなら是非本編をお読みになって下さい!よろしくお願いします!!」


皇「では次回107話、お楽しみに~!」








*散々メタ発言が飛び交いましたが、最後まで読んでくれた方々ありがとうございます!

引き続き「ゾンビ復讐」をよろしくお願いいたします!!

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