前回のエッセイでタイトルの話を書いた際に、新井素子氏の一文を思い出しました。

今回のエッセイのタイトルです。

短編集『イン・ザ・ヘブン』のラストにある、あとがきというかエッセイというか、短編作品。作者様は、ついこの一文を思いついてしまったそうです。

今の若い子は、新井素子さんをご存じなのかな？

集英社のコバルト文庫が勢いを増していたときの、代表的な作家さんです。

私はしばらくしてから『あたしの中の…』と『いつか猫になる日まで』を読みました。女の子向けのSFという印象です。発表された当時は、ライトな文体に賛否両論あったそうです。

最近は作品を書かれているのかな、と思って探したのが、上記の『イン・ザ・ヘブン』。

ライトな文体はそのまま。内容は「やられた！」と思いました。

ああ、新井素子さん、こんな領域に行き着いたのね。

今の若い子には、ぜひとも新井素子さんの作品を読んでほしい！

というか、昔の作品を読んでほしい！

そう思わずにはいられません。

※作品名を間違えていたら、申し訳ありません。

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