第3話 それほど嫌いにならなかった拙作

自分が嫌い。自分の作品も嫌い。自分の作品は面白くない。

でも、なぜか嫌いにならなかった自作があります。

最近の作品です。


     ●   ○   🌑



「心というものが煌めく珠なれば」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054890461277



【概要】


「美しい“心”の彼と、汚い“心”の私。いつまでも一緒にいたい。けれど――」


 人はそれぞれの“心珠”をもって生まれる。

 本人が念じれば手の中で出現させられる“心珠”は、欧化が進む今日でも未だに謎に包まれたままだ。

 “心珠”には、ひとつとして同じものがない。それぞれがそれぞれの色ときらめきを宿している。

(本文より抜粋)


女性医師のぬいは、自宅の敷地で診療所を開きながら、“心珠しんじゅ”に関する相談にも乗り、研究をしている。

齢二十八にして、独身。世間では、とっくに結婚して子がいる年頃だが、縫は色々と逸脱しすぎている。それをとがめる両親祖父母も、今はいない。

先輩医師にして下宿人の男性、安利あんりとは深く想い合う仲だ。

汚い“心珠”だと卑下される縫を、安利は「可愛い」と褒め、縫に寄り添う。

「いつまでも一緒にいよう。そのためなら、俺は何だってやる」

ふたりきりになったこの家で、ふたりは夫婦の真似事をする。



     ◇   ◆   ◇



大正時代風のファンタジーですが、魔法要素は少なめです。

短編で一旦完結としますが、頃合いを見て続編を書きます。

現代では差別的なニュアンスのあるフレーズがありますが、差別を推奨するものではありません。

これまでの紺藤作品の中で最も性描写を含んでいます。過激や不快に思われたかたは、遠慮なくお申しつけ下さい。できる限りの書き換えか削除を行います。



     🔴   🔵   🌕



紺藤の中では珍しく、異世界ファンタジー。でも、魔法はあまり書けず、“ちょっと不思議”くらいの世界。

この前、綾束乙さんの創作談義に参加させて頂き、lagerさんに挙げて頂いた作品です。

その直後、急激に閲覧数が伸び、創作談義から5日経過した今日では、創作談義前の5倍の延べ閲覧数に。

……60から300になっただけですが😅

コンテストにも自主企画にも参加せずに、ここまで閲覧数が伸びるのは、私にとっては珍しいです。

評価も頂いています。

なぜこんなに伸びたのかな?

性描写入れたから?

皆様、お色気おねーさんはお好きなのですか?

昼間は楚々としているのに夜になると艶っぽくなる、そのギャップが美味しいのですか? 美味しいですよね?(無理強いは、もう止めます)



この作品は、嫌いにならずに書けたのです。なぜかしら、理由はわかりません。

いつも苦戦してしまうキャッチコピーや概要も、すらすらと書けてしまい、悩みませんでした。下手ではありますが。



あとがきとか、書きたいです。

小説を書くときは、頭の中で俳優さんをイメージしているので、「このキャラクターはこの俳優さん!」とかも言ってみたいです。脳内キャスティングといっています。

ただ、キャラクターにイメージをつけずに読むかたや、漫画みたいなイメージをなさるかた、声優のイメージをなさるかた、など様々いらっしゃるので、作者からイメージを公開してしまうのはいかがなものかと躊躇してしまいます。

学生時代、私のように小説を書いていた人が身近にいましたが、脳内キャスティングをしていた人は誰もいませんでした。

「自分はイメージをつけない。だから、紺藤も脳内キャスティングをやらないで」

そんな感じの人しかいませんでした。

カクヨムでは脳内キャスティング公開したいよー😣

紺藤のイメージを聞きたいというかたがいらっしゃいましたら、教えて下さい。無理強いのないよう配慮してお教えか公開します。



……嫌いにならなかった自作から、脳内キャスティングの話にすり替わってしまった((((;゜Д゜))))。

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