ゴーデス・タネン 筋肉というギャグ

近衛兵。脳筋。嫌われ役。男根主義の権化。


最初の企画書では中年の軍人で、最後の敵でもありました。

映画『シェイプ・オブ・ウォーター』のストリックランドって軍人の造詣が非常に魅力的で、大柄で筋肉質な傲慢な男という設定が気に入り、参考にしました。(映画本編はいろいろ奥深いんですけど、本作では戯画的に単純化)

こいつは不思議なキャラクターでお話を整理するたび削除第一候補なのに、何度でも甦り劇中でクレイの邪魔をしてきました。

よもや因縁なのでしょうね。

果たしてドラゴンの焼却熱線の射線上で彼のゴーレムは串刺しになっていましたが、生死は不明。


余談ですがエピローグでクレイがドラゴンの解剖をした博物館の化石バカは、タネン家の人間です。名前をアンヘル・タネン。女性です。いつか彼女も出してみたい。


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『スカルアトラス 楽園を継ぐ者〈2〉』2019年8月10日、電撃文庫より発売。

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