インターバル:食材メモ

ドードー:絶滅は1681年。言わずとしれた絶滅動物の代名詞です。ARKで最初にドードーから生肉を手に入れて命をつないだ、なんていう経験をしている方もいるのではないかなと思います。

 大きさは七面鳥よりも少し大きい程度ですので、肉の量などは七面鳥を参考に考えました。

 肉質に関しては生態から考えるとこんな風だったのではないかと言う想像によるものが大きいです。いわゆる「飛べない鳥」で鳩の仲間、植物食でフルーツをよく食べる動物だったという記録がありますから、臭みなどはなかっただろうと考えました。卵の大きさに関しては殻が現存していますので、それを参考にしています。

 標本が残っていないため想像するしかないところも多いのが、人気の一因という気もしますね。

 


ステラーカイギュウ:最後の目撃は1768年。体長7メートルを越えるカイギュウ(ジュゴンの仲間)です。現在のべーリンゴ島近辺でコンブを食べて暮らしていた動物です。

 その肉は子牛の肉に似ていたと記録されています。これが悪かったのか発見から三十年足らずで絶滅してしまいました。レシピ本文では触れていませんが脂肪もアーモンド・オイルのようで美味しいとあり、これが脂身ごと食べる料理である角煮のアイデアに繋がりました。

 とある漫画でステラーカイギュウのステーキが出ているのを見たことがありますし「知っていれば食べてみたくなる絶滅動物」と言う印象があります。現在の動物に見られない様々な特徴を数多く持っていることもあり、絶滅が悔やまれます。

 


リョコウバト:絶滅は1914年。北アメリカ大陸の東に約50億羽が生息していたとされる鳩です。味や肉に関しては「ほぼ他の鳩と同じ」と言う解釈です。

 味や調理方法に謎がほとんどない動物(なにせつまりは美味しい鳩です)なので登場しない予定でしたが、「もし現在でも50億羽いたら、コンビニで普通に買えてしまうのでは?」と言うアイデアを思いついたら面白くなってしまったので、お手軽料理として登場となりました。

 繁殖力が弱く、一度に一つの卵しか産卵しない動物であるためか、卵を取ったみたいな話はそう言えば聞いたことがないです。卵の味も気になると言えば気になる。

 体長約40cmと私たちが普段目にするカワラバトよりも大柄だったようです。これが空を埋め尽くす様子は是非見てみたかったです。

 

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