ソノ什-一霊視点-
優世「あぁ、気付かれちゃったぁ、」
優人「...は?」
一霊「あ、あ、あぁ...」
愛「アンタ...その手に持ってんの...」
優世「この銃結構使いやすいんだよねぇ」
優人「...アンタさぁ、その喋り方といい、優世じゃないよね」
優世「...そうだ、俺じゃない...俺じゃ、ないんだよ...コイツ...」
優人「何なんだよ...」
優世「...御話はここまでにして。一霊クン...キミまだ生きてたの...キミには死んでもらわなきゃ困るんだけど。」
バンッ
一霊「なっ...」
嫌な音がしたと同時に、脚に鋭い痛みが走る。下を見ると貫きそうな所で体内で止まった銃弾と、黒っぽい血。
一七「...ごめん」
愛「...嘘、嘘、嘘...!」
優人「!!...いっ、嫌...兄様...」
優世「...さあ、お兄様が死んじゃったんだからぁ?「妹様」のキミも死なないとぉ、大丈夫、キミの代わりは俺がやっとくよぉ!あぁ、優人クンじゃないね、海女乃ちゃん?」
優人「な、なんでその...わらわの名を知っているのか、教えてくれぬか?御主、優世では無かろう...」
違う。優世が裏切るわけない、でも、止めようと思っても、立てない...
...やだよ......嘘でしょ?
......だいたい、なんでこんな事に....................
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