ソノ肆-優人視点-

 優人「あ"ぁー宿題終わんねぇ、全く分かんねぇ!腹立つゥ!」

 愛「もぉ!アンタが宿題終わんなそうだから来てやったってのに...」


 ドンドンドンドンッ!!!!


 優人「あ"?うるせぇなぁ優華かぁ?」

 愛「あ、あたしん家集合だったの忘れてた!」

 優人「いやアンタ認知症じゃないの?」


 ガチャッ


 こっちは勉強とかいう拷問に集中してたっつうのにうるせぇなぁ、もうちょい静かにできねぇのか?そんなこと思いながらオレはドアを開ける。


 優人「...は?一霊?」

 愛「え?」

 一霊「ゆ、優人...ス、ストーカー...」

 優人「あ、え?な、何?ストーカーって」


 戸惑うオレらの前に息を切らして走ってきたのは黒いヤツ。

 愛「あ、アンタ誰?」

 ???「...お前らがいるならしょうがない」


 そう言って逃げた。オレの能力を知ってる?いやただの一霊のストーカー?だが声は完全に女のものだった。まあオレも女みたいな声だが。


 優人「...どした?一霊。何があったのか言ってみろ」

 一霊「あのストーカー、が、ボクに、銃を...」


 そして一霊は倒れてしまった。オイオイ、オレん家で倒れんなよ...

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