第40話 白状



 「刀哉、なんだろう?」

 

 確信を持った声音で俺に言った拓磨。俺は別に、表情を崩してはいない。


 ただ、少し笑った。何せ、拓磨の真剣な表情と来たら。


 「俺、告白されたのかと思った」

 「そんなわけあるか。会話の内容を理解しろ」

 「だな。お前に限ってあるわけない。そういうのはお前と樹で十分だからな」

 「それも有り得んからな」


 断固として否定する拓磨の表情は、緩んでいる。

 きっと俺も、イブとしてではなく、刀哉として笑っている。


 それぐらい、自然だ。


 息が合う。遠慮が必要なくて、自然と言葉が出てくる。


 「……ふぅ。やはり、刀哉なんだな」

 「…………まぁ、な」


 一瞬の間と、確認。恐らく、今のやり取りで、再度認識できたのだろう。

 俺の偽装が、"イブ"としての姿が陽炎のように揺らめき、代わりに"刀哉"としての、元の姿に戻る。


 偽装を解除し、ヤレヤレ、と俺は良くやるポーズをとった。

 

 「よく気づいたな。口調とか、会話の内容とか、一応気をつけてたと思うんだが」

 「正直言うと、最初からほんの少しは疑っていた。俺は友人を前にして全く見抜けないほど、鈍感ではないと思っているからな」


 嬉しいことを言ってくれる。まぁ例え拓磨が変装していても、きっと俺ならわかるだろう。

 立場が逆なだけだ。


 久しぶりの元の体だが、拓磨は何ら驚いていなかった。そりゃ、姿を変えてたら元に戻したところで驚くことは無いよな。


 「ただ、お前と戦うまではそこまで強い疑念じゃなかった。少し剣を合わせた時に、もしやという思いが生まれて、何度か会話をするうちに、確信した」

 「根拠は?」

 「なんとなく、と言いたいところだがな……話し方や会話の運び方の癖だ」

 「癖?」


 はて、そんな癖はあっただろうかと俺は少し腕を組んだ。

 

 しかし拓磨は、「そんな大きいものじゃない」と言いながら、再び歩き出す。


 「お前は、常に俺たち全員が会話に参加できるようにするだろう? 俺も人一倍空気を気にするタイプだからな、お前が良くそうしていたのが分かる」

 「まぁ、確かにそんなのもあったかもしれんけどさ……それだけで?」

 「細々としたものは他にもあるが、それさえ分かれば、もうお前だと確定付けるのは簡単だった」

 「いや、なんでだよ」


 それは根拠に乏しいのではないか。俺は疑問を浮かべるが、何か穏やかな表情をした拓磨は……。


 「なんだろうな。もしかしたら本当に……お前との友情故、かもな」


 ……………。


 「悪い、俺ノンケだから、お前の気持ちには……」

 「さっきもやったネタを引っ張るな! そんなバツの悪い表情をするな! あと、俺もノーマルだ!」

 「いやだってな。今の表情には友情を超えた何かを感じとったぞ。悪いがBL展開だけはマジ勘弁な?」

 「俺の方から願い下げだ!」


 遠慮が無くなってきた、というか、元に戻ってきたというか。

 鋭いツッコミが懐かしく感じる。たった3週間程度しか離れていなかったんだがなぁ。


 「全く、お前と話していると気が抜けんな」

 「樹と一緒ならお前もボケ側だろ? 俺は覚えているぞ。コタツ教を広めようとしたお前を」

 「そんなことしてないだろう……」


 いいやしたね。去年のクリスマスにしたね!


 言ってから、お互いに少し笑う。


 気づけば学校から出ていた俺達は、人通りの多い場所までやってきていた。


 「あー、にしても、最初に気づかれたのがお前とはな。やっぱ生徒会長の目は誤魔化せないかぁ」

 「まだ生徒会長ではないがな……なんだ、気づいて欲しくなかったのか?」

 「いや別にそういう訳じゃないんだが……」


 そもそも姿を偽っていたのは、この街で初めて会った時に、咄嗟のことでイブのまま出て行ってしまったのと、こいつらの様子見がしたかったのがある。


 だから半々と言った具合なのだが、それを素直に告げるのは憚られた。様子見ってなんの、と聞かれるのは目に見えていたし、そんなコソコソと何かをやっていたと自分から言う気にもなれない。


 曖昧にした俺に、拓磨は多少訝しみつつも、スっと視線を外した。これ以上は追及しない、ということだろう。


 「だが、まぁ、その、なんだ……元気そうで何よりだ」

 「拓磨……頼むからなんか照れながら言うの止めてくれ」

 「いやこちらも真剣だからボケるな。シラフで言うには、恥ずかしいのだ」


 俺たちの間柄じゃ、数言喋ればボケが出るようなものだろ。今はちょっと、長らくご無沙汰だったために、普段より頻度が高い気がするが。

 俺と拓磨の二人っきりっていうのも、意外にも少ないだろうしな。


 

 

 それからは、他愛もない会話を続けた。


 拓磨は別に、俺があれだけ強くとも特にその辺を聞いてはこなかったし(負けたことへの愚痴は言っていたが)、周囲に人も多いからか、あまり変なことは喋らなかった。


 本当に、世間話のような感覚だ。学校の帰りに今日あったことをなんとなく話すような。クラスにいるどこどこの勇者のだれだれがどーだの、授業内容は簡単すぎて高校に比べれば造作もないだの、そんな話だ。


 あとは、少しルナやミレディについて問われたりもした。奴隷ということから、本当に何もしていないんだろうなという疑問があったらしいが、そこはしっかりと答えておいた。


 まぁ、『変なことはしても手は出ていない!』と正直に告げたら、怒られたけどな。久しぶりに俺にツッコミを入れるのが楽しいのか、微妙に笑顔で。


 そして一通り喋った後に、拓磨は一息ついた。


 「……この世界に来てからこうして話すのは、なんだかんだ初めてかもな」

 「ん? まぁそうだな」 


 しみじみと言った拓磨に、同意する。最初の1ヵ月間はドタバタしていたし、こうしてゆっくり話すタイミングもほとんどなかった。


 「この世界に来てそろそろ2ケ月。長いような短いような、少なくとも今までに比べれは濃い時間であったのは疑いようもないが……刀哉」

 「なんだ?」


 少し感情が変わった声に、俺は返事をした。


 「俺達はこのまま、どうしたらいいんだろうか」


 ……もしかして、今回俺に話しかけてきたのは、俺が刀哉であるかの確認以外に、これがあったのだろうか。

 拓磨は黄昏れるように視線を空へとやった。少なくとも、悩んでいるのは確かなようだ。


 ────このままどうしたらいい、か。


 俺は基本その場その場な感じがあって、全く考えてこなかった。

 多分拓磨が言いたいのは、今どうするべきかということではなく、最終的に何をすればいいのか、ということだろう。


 勇者としての使命は、魔王を倒すこと。

 魔王を倒せば元の世界に戻れるらしいが、果たしてそれは真実なのだろうか。


 魔王の姿は今の所一切無く、言うほど世界が危機に陥っているようには見えない。

 魔族の暗躍はヴァルンバではあったが、あの程度なら一国の範疇で済む。


 見たこともない、何をしたかもわからない魔王を倒すためだけに、今は言われたとおりのことをしているだけに過ぎないが、リーダー役をやっている拓磨にとって、決められたことをただやるということに、疑問を抱いているのかもしれないな。


 本当に、このままでいいのか、と。


 「それ、元々一学生でしかなく、今なんかただの冒険者的な生活している俺に聞いて、有益な情報得られるか?」

 「違うな。どんな生活をしていようと、"夜栄刀哉"の考えは十分参考に値するだろう。何より、お前から聞いた方が、すんなり呑み込めるのだ」

 「んな過大評価な……それ、ようは地球で言うと、『俺将来何やったらいいと思う?』ってすごい抽象的に聞いてるようなもんだぞ? しかも同じ学生に」

 

そんなの答えたところで、いい答えになり得るだろうか。


 「そうかもしれない。だが、俺はお前の考えを聞きたい。少なくとも人生に達観しているお前の方が、学校という狭い枠組みの中で指揮を執ることぐらいしか出来ない俺よりも、良い考えが出そうだ」

 「俺は小説に出てくるやたら大人思考な高校生かよ。人生に達観してるって自覚したこともないし……あぁ分かったよ。少し考える」


 俺がネガティブな方向に思考をやろうとすると、拓磨から無言の圧が来るので、仕方なく考えるだけ考える。


 確かに一般的な高校生よりは色々と経験しているだろうが、俺が生きているのは精々が17年だ。物心ついてからと仮定すれば、更に短い。

 その中で達観し得るほどの経験なんてしてきたか? 将来について漠然とすら浮かんでおらず、今もどちらかと言えばなあなあで動いているような俺が?


 そんな拓磨に対する不満、と言うと少し違うが、自己評価と拓磨からの評価とのズレに勘弁してくれという思考が回るが、それは一旦隅に置く。


 この世界でどうしたらいいか。今俺もここで考えた方がいいのかもしれないと、思ったからだ。

 後に後に回したり、ゆっくり考える時間が取れないと、思考は落ち着かなかったりして、いい結論も出ない。


 それは何度も思考が袋小路にハマり、その度にため息をつくようなことをしていた俺だからこそわかる。


 なにより、己のことを考えるより、拓磨という人物について考えることの方が、遥かに思考もスムーズに進む気がした。

 視覚的に捉えるのが難しい、判断の難しい自己の客観的評価より、目に見える他者の客観的評価の方が楽に決まっている。


 「………そうだな。拓磨、お前は、帰りたいと思っているか?」

 「帰る? 何処にだ?」

 「地球、日本だよ」


 俺が聞くと、拓磨は困惑したような顔をする。

 そんなこと、考えもしなかった、とでも言うような思考が読み取れる。


 「……そう言えば、ほとんど考えたこともなかったな、そんなこと」

 「どうせだから考えるいい機会だろう。それで、どうだ?」

 「正直に言うと、自分が帰りたいのかどうか、分からない」

 「………そうか」


 まぁそんなものだろうなと、俺は一言そう言って頷いた。


 「俺は別にこの世界が嫌いじゃない。なんだかんだ言って、お前や、美咲に樹、叶恵もいるからな……全く、寂しいと思わないんだ」

 「家族に会いたいとか、思わないのか?」

 「それは、確かに会いたいとは思う。だが、そこまでじゃない。そう考えると、俺はあの世界に帰りたいのか、分からない」

 「ま、だろうな。俺もそうだし」

 「刀哉も?」


 共感を示した俺に、拓磨は意外そうな目を向けてきた。


 「俺も前に一度考えたことがあるが、別にそんな今すぐ帰りたいとは思わなかったな。せいぜい、『帰る手段を確保しておきたい』程度だった。家族に会いたいと思った訳でもないし」

 「お前には、これでもかと溺愛し、溺愛される妹が居ただろう? そちらはどうした」

 「いや溺愛は止めろ! ……ま、妹達────金光やクーファにはそりゃ会いたいとは思うし、もし俺が行方不明扱いされているなら、心配もかけてるだろうからな。今一番会いたいのは妹かもしれないが、でも焦がれる程じゃないさ」


 自分で言ってから、何故かチクリと胸が痛む気がしたが、それは気のせいだったのだろう。俺は話を続ける。


 「多分俺も、この世界は嫌いじゃない。むしろ、結構自由で楽しいと思ってるのかもな。ほら、魔法とかもあるし。地球じゃ一般人だった俺も、ここなら強いってだけで尊敬されたりするし」

 「……お前は地球の頃から普通じゃなかっただろうに」

 「ん?」

 「いや、何でもない。だがお前の言うことはわかる。俺も、周りより強いこの力や、勇者という立場が、もしかしたら心地よいのかもしれない。承認欲求というのか、そういうのが満たされる気がする」

 「意外だな。拓磨は承認欲求とかなさそうなのに」

 「そんな事はない。平均的な高校生程度にはあると思っているぞ」


 長く付き合っているが、拓磨には承認欲求なんてないように思えた。自身のする行為が自然と認められるようなことだから、常に満たされてる的な感じだと思ってたんだがな。


 「ふぅん。ま、やっぱそこまでして帰りたいって訳じゃないんだな」

 「……複雑だが、そうだな。学年ごと来てるのもあるから、あまり寂しさを感じないんだろう。それに俺は、お前とお前の妹のように家族で特別仲が良いわけじゃないからな」

 「だから、口に出す度に人をシスコンのように言うな!」

 「お前をシスコンと言わずしてなんと言う」


 まるでそれが当たり前であるかのように拓磨は言ってのける。


 ぐっと言葉に詰まってしまうのは、別に反論できないからじゃない。『シスコンじゃない』と言えば、『妹を大切にしていないのか?』と逆に聞かれるのが見えているから、敢えて言わないのだ。

 いや本当に、マジで。図星だからじゃなくて。


 「ゴホン!」

 「刀哉、咳払いは言葉でやるものじゃない」

 

 咳払いで誤魔化そうとしたら、そこに突っ込まれた。いや、良いじゃないか、小説とか文字で表すと咳払いは『ゴホン』とかになるんだから。


 「……話を戻すが、俺と拓磨はそこまで必死に帰りたいわけじゃない。だが一方で、他の奴らはどうだ?」

 「そうだな……俺が少し前に接した感じだと、やはりお前の死が重い。精神的に参っているのは多いし、女子の方は叶恵や美咲に任せていたが、そっちの方が深刻だろう」

 「生きてるのに死んでるって言われると不思議なもんだな……となるとやっぱり、まずは魔王を見つける〃〃〃〃ことに専念するのがいいな」

 「倒す、訳じゃないんだな」

 「話を聞くのがいいと思う。敵対的でも話しぐらいはできるかもしんないし。『魔王を倒すと帰還できる』という話が真実かどうか確かめる術のひとつだしな……まぁ、多分戻ることができるとしたら、魔法の類いだろうが」

 

 召喚された時、あれは『召喚魔法』だった。ということは帰還には、『帰還魔法』とでも言うような魔法が必要なのではないか。

 それも、詠唱してボンではなく、魔法陣を描いて魔力を込め、召喚魔法と逆の工程プロセスを辿るような、大規模な魔法。


 召喚魔法よりも難易度は高いだろうが……


 「つまり、表面上は今のままでいいと?」

 「簡単に言っちゃえばそうだ。難しく考えすぎというか、今のままやっても、取り敢えずは問題ないと思うぞ。ただそこに、『帰還方法を探す』という目的を追加しただけだ」

 「なるほどな……」

 「悪いな、もっとこう、劇的なアイデアとか出せなくて」

 「いや、目的が定まっただけで十分過ぎる。最終点として、『帰る』というのが分かっていれば、行動もしやすい………刀哉、助かった」

 「まぁ、ただ自分の考えを言っただけだから、気にすんな」


 拓磨はこのままでいいのかと言ったが、間違ったことは何一つしていないだろう。恐らく目的が不明瞭だったからこそ不安だった。


 拓磨は責任感が強く、リーダー意識がある。生徒会に入っているぐらいだしな。

 自身の選択が他の人間の選択にも影響を与えると、自覚しているのだ。

 だから、自分の行動の結果に慎重になりやすい。特に今は、一歩間違えたら取り返しのつかないことになるかもしれない状況。


 不安を感じるなという方が無理だろう。拓磨は出来た人間だが、まだ高校生だ。大人と比較しても精神的に成熟しているはずだが、結局未成年であることに変わりはない。


 思考が追いつかないこともある。


 ───そんなリーダーを支えるのは、俺や樹達の、友人の仕事だろう?


 ……なんてとことは、気恥ずかしくて言えないが。


 「困ったことがあったら、相談しろ。もうバレちゃったし、俺に出来ることなら力になるさ」

 「頼もしい言葉だな……と言いたいところだが、裏はないのだろうな?」

 「友人の申し出ぐらい快く受け入れろよ」


 ジト目で言って、俺は直ぐに表情を戻した。歩く速度はゆっくりだったが、どうも、もう拓磨の泊まっている宿に着いていたようだ。


 「俺はここで。今日は、なんだ。色々と助かった」

 「別に構わん。あと、樹達にはまだ内緒にしててくれな」

 「その心は?」

 「お前のように気づいてくれるのを願ってるから、と言っておこうか」

 「了解した。黙っておくことにしよう」


 俺の言葉に拓磨は笑った。俺だって拓磨に当てられた時は、言わないが嬉しかったさ。


 あぁ、こいつは気づいてくれるんだなって。


 だから、きっとアイツらも気づいてくれると信じて言わない。


 「そうだ刀哉、言い忘れていたが、お前に会ったら伝えて欲しいと頼まれていたことがあった」

 「ん? 伝言ってことか? 誰からだ」

 「図書室の司書の子からだ」


 言われて、脳裏にこの世界では極めて珍しい黒髪黒目を持った、ジト目少女の姿が浮かんだ。

 いつも図書室で本を読んでいる、純黒の妖精。そう言うと少し大袈裟かもしれないが、実際そんな感じだろう。

 しばらく会っていないが、何気にこの世界で一番接した人物なのかもしれないのだ。1ヶ月毎日会ってたし。


 「ルリから伝言なんて、なんか嬉しいな」

 「顔がにやけているぞ刀哉」

 「悪いか?」

 「そうは言っていない」


 つまり拓磨もニヤけるのは仕方ないと思っているわけだ。


 「それで、ルリはなんて?」

 「あぁ。『暇な時でいいから、一度顔を出して欲しい』だそうだ。単に会いたいだけなのか、お前に何か伝えたいことがあるのか……どちらにせよ、今度行ってやるといい。お前が居なくなってから、あの子も何だか寂しそうだったぞ」

 「気のせい、と言いたいところだが、勇者の中でまともに話してたの俺だけだと思うしな……分かった、今すぐとは言えないけど、今度行ってみる」

 

 拓磨はそう言うと、『それじゃあ、また明日』と言って、宿の中に消えていった。

 久しぶりに再開したというのに、相変わらずクールな奴だ。名残惜しさの欠片も見せなかった。


 見せられたら俺の方が押し返していたと思うが。


 んでもって、今度はルリか……時間を見て、一度ルサイアまで来いという訳だが、俺に何か用なのだろうか。


 行くにしても、多少時間がかかると見越して準備はした方がいいだろうな。少なくとも、ルナとミレディには、さっさとあの学校に入ってもらおう。

 

 

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