高校の謎と恋!?!?

こもも

第1話 新たな高校と出会い。

 本文を始める前に、皆さんは高校の裏に暗くフェンスでおおわれた謎の建物を見たことありますか?このお話は、その謎の建物で行われている奇妙な話です。

 ※この話はフィクションです。登場する人物、組織は架空のものなので現実には存在しません。←これやってみたかった笑笑



 ではでは、


 

私はこの夏、領聖りょうせい高校に編入することになった。私の両親が離婚し、私はお母さんの方に引き取られることになったのだが、領聖りょうせい高校の近くに母型の祖母の家があり、そこで暮らすことになったのだ。元々住んでいた場所は東京であったが、母型の祖母の家は、長崎県にある。

とても元々いた高校に通うのは難しい。 

だから私は領聖りょうせい高校に編入

することになったのだ、

 

領聖りょうせい高校の初登校日、

私は緊張していた。

友達は出来るだろうか、、

この時期になると、だいたいグループが

クラスに出来ていて、その中に入れるか

不安だし、心を割って話せる友達がさて、

この高校で出来るのかどうか不安で

仕方がなかった。

領聖高校に入る前にいた高校には小中高と一緒の友達、優衣ゆい沙紀さきがいた。その子達とは部活も中学からずっと

同じバスケ部で本当に心を割って話せる仲だったので別れる時もとっても辛かった、、、2人からお別れのサプライズパーティーをしてもらったくらいだった。

そんな友達に出会えるだろうか不安が募るばかりだった。

 

 お母さんと学校に向かい職員室に行くと、私の担任であろう先生が出迎えてくれた。先生は西岡裕也にしおかゆうやといい、とても若い男の先生だった、それに、スポーツ万能であろう体つきで背も高く、顔も女子から好かれそうな綺麗な顔つきをしていた。要するになのである。

その先生に挨拶した瞬間、

「俺のことはにっしーと呼んでくれ!!よろしく頼むぞ〜〜」とニコニコ笑いながら言われた。とても親しみやすくこの先生は男女関係なく人気だろうな〜と一瞬にして思ったのだ。そんな先生に連れられて私は自分が入るクラスに連れていかれた。

 

2年A組という教室札が見えた。これが私がこれから入るクラスだ…。

私が緊張していると先生が「安心しろ、俺のクラスはみんな良い奴ばっかりだ!!」

と言ってきた、そして先生と共に中に入った。教室前の廊下から思っていたことだがとても騒がしい声がずーっと聞こえてきていたのだが、ここのクラスだった。


そして先生が、「おーい、静かにしろ〜

編入生を紹介するぞ〜」と言った瞬間にみんなの騒がしい声がと止まり視線が私の方に集中した…みんな目をキラキラさせながら興味深々にこっちを見ているのが私にも伝わった。


先生が「では、自己紹介をお願いします!」と私にバトンタッチをした。ここはとても重要な場面だ、ここで明るく元気に話せば興味本位で話しかけてきてくれて仲良くなれるかもしれない。私はそう思い、

勇気をだして「初めまして!!!」と、

言ったのだが力が入りすぎて周りがびっくりするほど大きい声が出てしまった、、、

先生も隣で驚きつつ笑っていた。

やってしまった…と私は思ったがもうなるよーになれだ!と思い続けた「東京の高校から来ました、清水葵しみずあおいと、いいます!前の高校ではバスケ部でした、皆さんと仲良くしたいです!よろしくお願いします!」と、元気にと言った、みんなシーンとしていたが私が言い終わると拍手喝采。ちょっとおちゃらけた男子が机に立って、

「よくぞこの高校に来てくれた歓迎するぞー!!!俺の名前は、佐藤翼さとうつばさだ!」と言った、周りの男子達から「お前、誰の立場で歓迎してんだよ!!」と

ツッコミが入り、

女子からは、

「目立ちたがりすぎ!葵ちゃん困ってるじゃん!」という返しが笑いながら来た笑笑

私は、このクラスは雰囲気がとてもいいなと思いそれと同時に何とかやっていけそうな

希望が見えた。

 

そして先生が「葵の席は、翼の斜め後ろで、陽菜ひなの隣の窓際の一番後ろの席だ」と言った。

私がそこに向かうと陽菜ちゃんが手を振りながら「よろしくね〜〜〜私、西野陽菜にしのひな!」と、ニコニコしながら言ってくれた。なので私も「よろしくね〜陽菜ちゃん!笑」と返した。すると、前の席に座っていた子も後ろを向いて私に

「東京から来たんでしょ〜?いいなー。

 東京〜あ、私、中川花音なかがわかのんっていうの!よろしくね〜。」と言ってきた。私も「よろしくね花音ちゃん!東京は確かに交通機関便利だし色んなところ行けるけど朝の電車はまっぴら!!」と答えた。すると、花音ちゃんも陽菜ちゃんも「でも、羨ましいよ、ここなんもないんだもん!!」と声を揃えて言った。

 すると斜め前の翼くんが、こっちを向いて「おい、俺の事も忘れんな〜。何かあったらすぐ聞け!俺が助けになってやる!」と言ってきた、すると、それを聞いて即、花音かのんちゃんが

「お前の助けなんか要らないよ!私達が助けになるし、ねえ〜陽菜ひな〜。それにお前の助けはきっとたすけにならん!」と

翼くんを馬鹿にした口調で言い、私の方を向いて「ねぇ〜」と言ってきた。私もそれに便乗し「まだ翼くんの事よく分からないけどそんな気もしなくない」と笑いながら言った。

 すると陽菜ちゃんが「さすが!東京にいただけあって人を見る目ある〜〜笑笑」と言ってきた。翼くんは「その言葉、後悔させてやるからな!あの時はごめん、こんなにも翼くんが私の助けになるなんて〜とか言ってか謝ってきても遅いんだからな!!」と

自信ありげに主張した。周りはというように首を横に振りその時、授業のチャイムがなった。


 そんなこんなで仲良くなっていきなんだかんだクラスに溶け込んできた。

 こうして私の編入生活1日目は幕を閉じたのだった。

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高校の謎と恋!?!? こもも @kurukurumi

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