災厄の蟲使い

第13話 出てきた蟲達1

デスワーム・・・ミミズ型の蟲の魔物。体長は最低でも二〇mある。能力としては即死級の物理攻撃と魔法攻撃を一度だけ耐えるというものである。攻撃手段としては噛み付くことができる。他には相手を丸呑みし、分泌する酸で溶かす。

ビートルウォリア・・・人型の蟲の魔物。特徴は盛り上がったその巨大な筋肉である。能力としては体の硬度を一定時間一〇倍にすることができる。攻撃手段は自身の拳などを使った物理攻撃である。

ガシガシ・・・ノミ型の蟲の魔物。能力としては自分自身で殺傷性の高いウイルスを生成することができる。攻撃手段は噛み付くことだが、噛みつかれれば離すことはほぼなく、噛み付かれたと同時にウイルスを注入する。

探知蟲・・・蚊型の蟲の魔物である。大きさは二cm程である。能力としては敵の位置と数を補足し、他の蟲に伝達することができる。唯一の攻撃手段は微弱な毒を吐くことである。

アイアンG・・・ゴキブリ型の魔物。非常に硬度のある甲殻を持っている。能力としては特定の範囲に存在する味方が受けるであろう攻撃を自分に引きつける。攻撃手段は打撃のみである。

インセクト・ドラゴン・・・ドラゴン型の魔物である。体長は三〇mを超える。能力は体の一部さえ残っていたら一秒かからずに再生することができる。攻撃手段は多数あり、主にブレスや毒ガス、打撃などを行う。