RPG風ファンタジーです。しっかりした世界観がいいです。一番の見所は迫力ある戦闘描写でしょう。風景の描写もうまいです。タイトル回収は1章の最後で明かされます。いいタイトルです。
この世界ではないどこか。ファンタジー物語と言ってしまえばその一言なのかもしれませんが、日常編の、そこに生きる人たちの営みに親しみと実感を感じて、冒険編では、魅せる戦闘描写にハラハラが止まらない。それでいて一話一話は苦なくスラっと読めるほどまとめられていて。なんとも心地良いお話です!第一章最後のタイトル回収までまずは読んでみてください!
躍動的な戦闘描写と細やかな少年たちの心の揺れ動きを捉えた表現がステキな作品です。少年たちそれぞれの個性が光、その中にそれぞれが目指す道がある。彼らがダンジョンを突き進みながら、自分の道、あるいは自分達の道をどう歩んでいくのか、先が楽しみになる作品です!