第22話 ここまでが第3期からの移管

「おい、これは本当にダラダラした今時の現代人の共感を目指した、ライト文学部だよな。」

 天は、脳みそが爆発するくらいフル回転で創作させられている。

「ダメ! 真面目に書いていたら、パンクしちゃう!?」

 麗は、創作からの構想からの、流れ作りに困っている。

「どうすれば、もっと劇的な展開になるのか、どうすれば、もっと感動的な展開になるのか、伏線を2本も3本も仕込んで仕込んでいかなければいけませんね。」

 大蛇は、いつも真面目です。

「そのためにはカロヤカさんには窮地に陥ってもらわないと困ります。もっと多くの人にも死んでもらうことにもなりますから。一体、誰が考えたんでしょうね? 人を死なすことでインパクトを与えるなんて。ニコッ。」

 笑は、世の中の長い物には巻かれる考え方に寂しさを感じる。

「もう、嫌!? 何か一つ創作でアイデアが浮かぶと昔の話に戻って書き直さなければいけないじゃないの!?」

 苺は、密かに自分の話の続編が始まらないか期待している。

「フェアフェア、ホビホビ。確かに残念な、ネーミングセンスですね。これも面白さのためなら仕方がない。」

 カロヤカさんは、名前を付けるセンスが無かったな。

「ここ「ライト文学部」と「カロヤカさん異世界」と同じ人が書いているとは思えないストーリー展開ですな。」

「書いてる本人も信じられないから、呼んでる人は、もっと信じられない!?」

「あと過去作をライト文学部を書く前ということで、「ライト文芸部、第0.1期」にして、タイトルを統一してしまおう。」

「その方がボリュームがある。ウッシッシ。」

「文字数は権力だ!」

「おはよう。ついにカロヤカさんは湖の主、鬼神、人食い魚と対決! ここでまた問題が・・・。」

「新しい鎧を毎回出すのか?」

「常に鎧を装着するのはカロヤカさんだけなのか?」

「他に鎧を装備できる新キャラクターを出すべきなのか?」

「ガンダ〇理論でいくと、次々と新しいモビルスーツを開発しないと人気が出ないのよね。」

「創作者には、激務ね。」

「呪われた鎧? シリーズ? 鬼神の鎧? 巨大な花、鬼神、人食い花からの!」

「呪われた鬼神の鎧シリーズ。人食い花の鎧。」

「我ながら自分の創作力が素晴らしわ。」

「これでカードもフィギュアも、ゲームもできるね。」

「主人公のカロヤカさんも面白い設定にしてるしね。」

「妖精と小人は、ぬいぐるみで売ろう。」

「マーメード・ティーも飲料会社とコラボね。秋葉原やアニメイベントで売れまくりの完売御礼ね!」

「今の時代って、色んなことを考えないと、いけない時代なのよね。」

「創作者、泣かせだわ。」

「面白ければ何でも許されると思うなよ!?」

「名言だわ。」

「ルンルルン~。」

「女を、なめるなー!!!」

「人間を、なめるなー!!!」

「この辺りが、カロヤカさんの名言だわ。」

「ただいま。疲れた。」

「どこかでカロヤカさん異世界を休みたいな。」

「書けるので休まなくてもいいのだが、設定、ストーリーが無茶苦茶になるから休んだ方がいいのだろう。」

「陸を進む魚、でいいんだろうか?」

「その次は、水を進む鳥か。」

「作品のイメージが壊れる!?」

「まあ、元から壊れているから良いか。エヘッ。」

「ラインノベ〇で過去作を「ライブ!? 軽い文芸部の話 第-1期」という形でタイトルを統括してきたぜ。」

「過去作だから、マイナス。」

「疲れるけど。これでいこう。もう創作も疲れるから、タイトル創作で疲れたくもないのよね。」

「これからのお題は全て「ライブ!? 軽い文学部の話 第〇期」で書いてやる!」

「次はアルファポリ〇だ。」

 カロヤカにお任せあれ。

「アルファポリ〇も全てタイトル変更完成! 疲れた。死にそうだ。」

「ラインノベ〇は、まだ6作。」

「アルファポリ〇は、13作。倍だから疲れるわ。」

「明日は、小説家になろ〇、約20作。」

「明後日は、カドカワ・カクヨ〇、約30作。」

「タイトルを変えるだけで疲れる作業だな。」

「それでもインパクトはあるだろう。」

「全部つなげることは可能だし、1作に強いこだわりもない。」

「コネがないので、なんとか術を見つけたいだけだ。」

「おはよう。」

「他は8万6000字。ラインノベ〇だけ8万3000字。なぜ?」

「やっぱりコピーして貼り付ける行為自体が面倒臭い。」

「4サイトは多いな。だからミスが起こる。」

「全てはラインノベ〇次第だな。カドカワ・カクヨ〇よりアクセスがあればいい。」

「後は編集部がコネなしでも書籍化する気があるかないかだけだな。」

「にしても、最近は文章、ノリとツッコミばかりだ。」

「面白いのか疑問である。」

「ショートはOKでも、壮大なスケールの大作は生まれないだろう。」

「ダメだ!? 10万字を目指して書いてたら、ここがカオスだ!?」

「おはよう。」

「これが創作の苦しみ! まさにライト文芸部だ!」

「ゆるい作品ではないのだ。創作するということは。例えると。」

「わ~い。できた。」

「おめでとう。」

「良かったね。」

「うん、ありがとう。」

「最近の日常系は、こんな会話だけで90%は出来ている。」

「百人一首、野球、吹奏楽、アイドルなどジャンル変えても、内容は全て同じ。」

「作家さん要らないね。」

「でも、そんな会話が人間だもの。仕方がないよね。」

「おはよう。」

「やっと、本当の意味で第4期の始まりだ! ワッハッハー!」

「無事に書けていると思う「カロヤカさん異世界時代劇編」だけど、今後のストーリーをどうしよう?」

「毎回、考えるのが面倒臭い。」

「7つの願い事が叶うボール集め、サンクチュアリの12宮突破、俺は海賊王になる、一子相伝のため兄弟で殺し合い、どれを採用すれば、長くストーリーを書けるだろうか?」

「東京23区から攻めるか? それとも日本らしく、47都道府県を回るか?」

「日本人にはいいだろうね。」

「でも時代は世界だ。」

「世界!?」

「フェイ〇は、世界の偉人で殺しあうことで、世界のファンを獲得して成功。日本だけだと、ストリートファイタ〇とか餓狼伝〇みたいな、ただの同じような格闘ゲームの作品だもの。」

「ポイントは、実名。例えば、スパイダーマ〇やアベンジャー〇は、恐らく名前の使用権? ライセンス? で引っかかると思う。しかし、歴史上の人物、過去の偉人は、誰でも使用可能。しかも無料。」

「おいしいですね。」

「ジャスティンビーバ〇なんて、使えると、ピコ太〇のように世界で売れる。ただ、それだけだ。」

「ということは、カロヤカさん、異世界漫遊記ですな。」

「そうそう。リンカーンとか、エリザベス女王1世とか、ナポレオンとか、エッフェンバウアーとか、マラドーナとかは使用してもいいんじゃない?」

「ダメなら〇に変えればいいだけですしね。」

「使っていいのか、悪いのか、素人には正確には分かりません。」

「だから、みんな、異世界やオリジナル、大丈夫と思われる過去の偉人にするのか。」

「納得。」

「ここで素朴な疑問が。スパイダーマ〇と仮面ライダ〇で出てくる蜘蛛男。ほぼ、まったく、99%、蜘蛛なんだけど、パクリ? 同じ? どっちが先? 二次創作? 大手のプロが使うなら何も考えなくて使用してしまえば良いということになるだろう。」

「やはり世界は、パクリでできている。認めなければいい。それが業界の暗黙のルールだ。」

「例えば、スパイダーマ〇が口から子蜘蛛を吐き出すとか、蜘蛛男、実は蜘蛛女でした。これはパクリ? それとも二次創作? それとも完全なオリジナル?」

「結論! 気にするな! ということだな。」

「そうしよう。自分の書きたいように書こう。」

「だって、ドラマもアニメもジャンルを変えれば、同じような内容ばかりだもの。」

「めでたし、めでたし。」

 カロヤカにお任せあれ。

 つづく。

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