掌小説集
第10話シュチュエーション:ゲームをしようと幼馴染の女は言った。俺に勝てるはずがないと勝負を受けたが、まさかの展開、負けてしまった。女からは「それじゃ罰ゲームの発表です」と命じられた罰ゲームとは?
第10話シュチュエーション:ゲームをしようと幼馴染の女は言った。俺に勝てるはずがないと勝負を受けたが、まさかの展開、負けてしまった。女からは「それじゃ罰ゲームの発表です」と命じられた罰ゲームとは?
「私と親友になって欲しいの」
「え?恋人じゃなく?」
「「え」」
二人は口をぽかんと開けて一瞬立ち尽くしたが、女は軽く笑う。
「はは、勝負に勝ったら、友情が芽生えるって言うじゃない」
「えー」
男ががくり肩を落とす。女は背中を向き、ボソリと言う。
「次勝ったら恋人でも良いわよ」
「え?」
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