夜
僕は息をする
肺を膨らまして
酸素を吸い込む
そして
二酸化炭素を放出する
夜の煙が
一緒に入り込む
少し苦くて
とても甘くて
むせ返りそうな程の孤独
それらが今宵の
メインディッシュ
恍惚とも渋面とも取れる
そんな顔つきで
全てをのみほした
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