第38話ズル休み
あの頂上決戦(俺の恥ずかしい事暴露大会)があった翌日俺は学校を休んだいわゆるズル休みだ。
当然だが俺が休むと自動的に妹たちも休む
「お兄ちゃんごめんね昨日はその……言い過ぎたよだから謝るから出てきてお願い私お兄ちゃんがいないと生きていけないお願いなんでも言う事聞くからお兄ちゃんの性処理でもお兄ちゃんと一日中チューしてあげるから〜出てきたよー」
「そうだよー樹ー昨日何があったか綾乃から聞いたよ大変だったのはわかるよ〜私も出来る限り言う事聞いてあげるからさー出てきたよ〜性処理でも膝枕でもしてあげるから〜」
なんで2人揃って性処理というワードが入ってるの!?俺そんなに欲求不満じゃないよ!多分
「綾乃!」
「あ!やっと返事してくれた!」
「いまなんでもすると言ったよなー」
「うん言ったけど」
「なら夏実と仲直りしてくれないか!」
「お兄ちゃん………そのお願いは流石に聞けないあの女は私たちから樹を取ろうとした。それだけでもう罪なんだよ」
「じゃー部屋から出ない!」
「え!?そんな!分かったじゃー昨日の事は許すそれならいい?」
まぁ、あまり期待はしてなかったけど昨日の事はチャラにしてくれるだけでもありがたいかな
「ありがとう」
ガチャ
俺はドアを開けた
その瞬間
「お兄ちゃん!良かった良かったよ〜一生出てきてくれないかと」
そんな泣くことでもないだろう結局お腹が空いたらすぐ出てくるし
「ごめんな綾乃こんな意地悪してだけどなお兄ちゃん綾乃と夏実には少しでも仲良くなって欲しいんだ」
「それは無理」
「ちょ!なんで」
「昨日の事は許すでもそれ以外は絶対許さないあの女なんかにお兄ちゃんは渡さない」
はぁー妹のブラコンはいつ治るのやら
「すまんな夏樹ちゃん変なことに巻き込んで」
「いいよ別にそれに誰であろうと私たちから樹を奪う奴は敵だしね生きてる価値は無いと思う」
夏樹ちゃん今さらっと怖いこと言ったな
「それよりお兄ちゃん!(樹!)」
「なんだ?」
「「おはようのチュー!」」
そう言って2人がかりで無理矢理俺の唇にキスをして来たのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます