第33話番外編 IFストーリー夢

その日俺は夢を見た。






「………きて……おきて……樹!おきて!」



「ここは……て!なんで夏実がここに、てかなんでウェディングドレス!?」


「何言ってるの?私たち今日結婚するんだよ?そんなことより!どう?綺麗でしょ!」


「あ、あぁすごい綺麗天使かと思ったよ」


「本当!えへへへへ」


夏実?というかめっちゃ可愛い!それもウエディングドレス姿とか破壊力が胸もかなり発達してFは行ってるんじゃないか?


「樹?どうしたの今日ぼーっとし過ぎだよ?」


「そ、そうかな」


「そうだよさっきだって」


それに俺はこの状況で1番理解できないことがある


「よく妹たちが許したな」


「?何言ってるの?むしろ私たちを引きつけてくれたのが綾乃ちゃんと夏樹ちゃんだよ?」


何!!あの綾乃と夏樹ちゃんが!?ありえない、むしろ夏実との結婚なんてありえない


「お兄ちゃーーん開けるよ?」


ガチャ

ドアが開いたそのには見覚えのある美少女がいた


「わーー、夏実ちゃんキレーイ可愛いね!」


「そ、そうかな?」


「はい私もそう思います。」


その後ろから夏樹ちゃんも来た


てか2人とも胸発達しすぎ!2人とも夏実までとは行かないかそれくらい大きくなってやがる


「お兄ちゃん!もうすぐ夏実ちゃんと結婚するんだよ?ビシッとしないと捨てられちゃうよ!」


「あ、あぁ分かってる」


「本当もう!」


俺は確信したもしかしたらこれは未来の出来事で2人の病みが治って俺と夏実の結婚を後押ししてくれるものだと。



作者:まぁー違うけどねー




?何か聞こえたような……まぁいいか


「樹早くー、式始まるよ」


「分かったよすぐ行く」


俺が定位置についてすぐに式が始まった。


奥から夏実が歩いてくる。なんて綺麗なんだろう正直言葉にならない。俺のボキャブラリーじゃ表現できないそれほどに綺麗なのだ。そして夏実が俺の横に来た。



「汝、健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、敬い、慰め合い、共に助け合い、その命ある限り真心を尽くすことを誓いますか?」


俺「誓います」


夏実「はい、誓います」


「では誓いのキスを」


お互いに見つめ合い夏実が目を瞑るそして俺はそんな夏実に近づき


チュ ⬅︎キスの時の音


「やっと一緒になれたね」


「あぁ」



そして俺たちはもう一度キスをしてお互いに微笑み合う





「……ちゃん……いちゃん…きて、お兄ちゃん!起きて!」

「ッ!ここは!ケーキは!?」


「どうしたの?お兄ちゃん夢でも見てた?」


「あ、あぁ夏実と結婚する」


「え?何言ってるの?お兄ちゃんなんであの女と結婚するの嫌だよそんなのそんなことしたら私、私自殺するからねそんなの許さないから絶対許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない」


「ま、まてよ!夢!夢だからーー!」


あぁ夢だったら覚めてくれーーーー!!








どうでしたか?今回は箸休めとしてIFストーリーを書きました。次からは本編に戻ります。

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