第18話お家に帰ろう

「もう、我慢出来ない早くあの女からお兄ちゃんを取り戻さなきゃ!」







俺とミサが呑気にかき氷を食べていると凄い殺意が後ろから来た。この時俺は気づいた。

『これ、絶対あの2人だろ』

そう気づいたが、時すでに遅し



「お兄ちゃん、なんで女と2人で遊んでるの?あんなに言ったのに『次はないからね』って」



その言葉を聞いた直前俺の体からすごい汗が噴き出してきた。夏だからじゃないのと思うだろうがこれは体験した奴にしかわからんよ。



「あ、あのーあなたたちは?」


「喋りかけないで、私たちから樹君を取ろうとしてる奴なんかと話したくないしてゆうかなんなの?あんたなんでこんなことするの?」



夏樹ちゃんが今までに見たことが無いからキレているさっき感じた殺気より強いと思う。

一言で言ってヤバイ、ミサが殺されかねないこの状況。



「とりあえず帰ろ?お兄ちゃん今ならまだ"厳しいお仕置きは無しにしてあげるから」



あ、"お仕置きは"あるんですね。



「で、でも」



チラッとミサの方を見る



「行ってあげて樹君、多分その方が後々楽になるんじゃない?」


「いいのか?本当に」


「いいよ、今度埋め合わせしてくれるならね?」


「ありがとう!!絶対埋め合わせはするから!」


「話は終わった ?お兄ちゃん(樹君)じゃー帰ろ

うか私たちの愛の巣に。」

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