第12話

「ゔぅ体が痛いてなんで俺座ってるの!?」


「あ!起きた?お兄ちゃんおはよう」


「樹君おはよう」


「綾乃、夏樹ちゃんこれどういう状況?」


「それに関しては夏樹からね♡」


「はい、樹君昨日私たちに隠し事をしてたよね?だからだよ」


「説明になってないからね!てかこの拘束はいつまでやるの?」


「え?そんなの夏休み終わるまでに決まってるじゃん」


『当たり前だよ』みたいなこと言われてもダメだよ?


「た、頼むせめて拘束は解いてくれ!」


「ダメだよお仕置きの意味がないじゃん」


「なんでもするから!!」


「「!!」」


「聞いた?」「うん、聞いたよ」


「わかった、じゃー私たちにキスしてくれたら解いてあげる」


「そんなのダメに決ま「なんでもっていったよね?」


「言ったけど、流石にそれは」


「わかったじゃー解いてあーげない」


覚悟を、決めなきゃいけないのかよ!


「わ、わかったやるから」


「じゃー、いくぞ」


「「ん」」


俺のはじめてを奪われた日になってしまった。

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