なつやすみ日記

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最近短いのばかりで怠け始めてるのが分かる･･･

気合い入れていきましょうか！

とか言いつつ今日も短めです(笑)

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どうにも思い出せない。

自分は一体、何者だったのだろうか。

問われても、答えられない。

名前も、知り合いの事も、周囲の環境も、家族の事も、何も、思い出せない。

気が付いたらここに居た。

辺り一面闇で覆い尽くされ、自分以外何も存在していないかのような地獄の風景。

どこまで行っても真っ暗で、明かりなんて無い。

まるで、ここは宇宙のようだ。

プカプカ浮いてフワフワ飛んでいく。

このままどこまで進めるか試してみようか。

こうやって浮き続けるのも、案外悪くはないものか。

いや、駄目だ。

俺は、俺が何者かを探さなければならない。

この空間に何か、俺の事を理解する手がかりがあるかも知れない。

そうだ、気を強く持て、俺。

絶対にここから抜け出すぞ。

気が狂いそうだ。

あれからどれだけ経った？どれだけ進んだ？

何を手に入れた？何も手に入っていない。

ただ俺に分かる事といえば、この空間があまりにも果てしなく広いということだけ。

数日か、数ヶ月か、数年か、人は明かりが無ければ、時間という感覚を認識できない。

でも、こうやって進んでいけば、いつかは果てに辿り着くはずだ。

進み続けて、果てに着いたら、それから、俺は･･･。

｢･･･あれ？俺はなんでこんなところにいるんだっけ？｣

どこまでも暗い闇の中。

ここは地獄か、はたまた無か。

何の為にここにいるのか。

どうにも思い出せない。