第37話 国家試験まで1週間

鍼灸、按摩マッサージ指圧師の国家試験まであと1週間となった!


1月に受けた、がんセンターでの検診は異常なし。大丈夫だろうな、とは思っていたけど検査は、やはりドキドキするわー。


ところで、次回から主治医の先生が替わることになった。4月に人事異動があるとのこと。入院時から主治医となって執刀もしてくれた先生。寂しいな。


もちろんお礼は言ったけど、もっともっと感謝の言葉を伝えれば良かった、と後悔。年を重ねて来てるのだから、こういった時にきちんと思いを伝えられる瞬発力を身に付けたいものだとつくづく思う。


さてさて、国試を1週間後に控えているが、勉強する気がなくなり困っている。一応机には向かってみたが、こうして現実逃避。やたら料理に時間をかけたり、糠漬けを始めちゃったり。


そういえば、入院前は勉強して現実逃避してたっけ。


私は鍼灸師と按摩マッサージ指圧師、両方の試験を受けるので、試験は2日間連続だ。けっこう体力勝負でもある。


ふと、マラソンの高橋尚子さんが言っていた言葉を思い出した。


「今まで、気の遠くなるほどの距離を走り練習してきた。あと42.195km走るだけ」

と大会の前に思っていたという。


高橋尚子さんのマラソンと同じにするのは恐れ多いが、私も国家試験で2日間集中して問題を解くだけ。


そしてマラソンだとしたら、今はもう追い込む時期ではない。


コンディションを整えることを第一に過ごそう。

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