第34話 高血圧になった

子宮体癌の治療で、子宮と卵巣及び骨盤リンパを摘出する手術を受けてから3ヶ月が過ぎた。


卵巣を取っているので、更年期障害の症状が出るだろうと思っていたが、ホットフラッシュとかもない。特にこれといった症状は出ていないのだ。


それが、

先日、血圧を測る機会があったのだけど、上が140、下が90という高血圧になっている!


そう来たかー。

エストロゲンには、血管を柔らかくする作用があるらしい。エストロゲンが減ることで血管の弾力性がなくなってきて、女性は更年期を境に高血圧になることがあるという。


確かに私の母も50歳過ぎ位から血圧が高くなり、ずっと薬を飲んでいる。


昨年度は、実技の授業でほぼ毎週血圧を測っていたが正常血圧だった。


癌が判明してからも入院するまでは正常。手術直前は、たぶん緊張と恐怖から一時的に高血圧になったけど、その後退院するときには正常に戻っていた。


なのに…


エストロゲンが出なくなったことによる影響が体の中では起こっているようだ。

いずれにしても、更年期の年齢だしね。


これからは、家でも血圧チェックをしようと思い、先週、学校のお昼休みに、すぐ近くにあるビックカメラに血圧計を買いに行った。


たくさんの種類があり、5種類くらい試してみたけど、どれで測っても高い数値になる。正確であることはわかった。


適度な値段のものを買って学校に戻り、私より唯一年上の男性生徒に声をかけて早速測っていたら、若い子達も次ぎ次ぎと「自分も測っていいですか?」とやってきた。


みんな、さすがに健康的な数値。

若いっていいなー。


私の夫も高血圧予備軍。(勝手な決めつけ)

これからは夫婦共々、血圧チェックしよう。


塩分を控える工夫をして、適度な運動、アルコールも控えめに。

それから良い睡眠。

そして、何よりもストレスコントロールかな。


出来れば、常備薬なしで健康な状態を保っていたいわー。



ところで、手術の創の一部が炎症を起こして、ずっと赤くなっていたのだけど、急激に良くなってきた。もう一息で完治しそう。

その話はまた今度。

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