第59話 プロ野球にも日米摩擦?

 新型コロナウイルスの蔓延や河井克行前法相夫妻の逮捕、黒川弘務前東京地検検事長の定年延長と自身の賭け麻雀事件ほか現政権をめぐる多くの問題が指摘されたこともあって、私のつぶやく内容もかなり硬いものが並びました。


 今回は少し話題を変えて、「政治的未関心」シリーズでも数話登場した野球の話です。きょう、NHKで野球中継を観ていました。楽天が18対4で日本ハムに勝利したゲームです。途中から大味な展開になったため日ハムの投手交代も多く、アナウンサーも話題に尽きたのか「メジャー・リーグ(以下、MLB)では今シーズンからワンポイント・リリーフが禁止になります。日本では分かりませんが…」と“暇ネタ”を持ち出しました。試合の再開で“暇ネタ”は終わってしまいましたが、その瞬間、私はミルクボーイのコーン・フレークネタが頭から離れませんでした。

「そりゃ日本でもワンポイント禁止に決まってんやないか~、こんなもん」と。

 松井秀喜の巨人時代、阪神で“松井キラー”として活躍した遠山奨志はどうなんねん。クロマティをカモにした広島の清川栄治はどうしよるん。おまんま食い上げじゃ。


 閑話休題―。


 野球場のスコアボードやテレビ画面のストライク、ボールの表記、審判のコールも2011年からボール、ストライク、アウトの順に変わりました。それまではストライク、ボール、アウトの順でした。変更の理由は「国際標準」だそうです。

同じ2011年には走者の捕手へのタックルも禁止され、2016年には捕手のブロックも禁止されました。いずれも翌年にはMLBに追随しました。五輪は東京大会までですが、WBCなど国際大会がある以上、ルールの統一は必要ですが。この二つを合わせてコリジョン・ルール(collision rule)と呼びます。得点に直接影響するプレーだけに、当初は個々の判定に賛否もありましたが最近は審判任せのようです。MLBで2017年、日本のプロ野球(以下NPB)では2018年シーズンから採用されたのが「申告敬遠」。ボールを四球投げることなく打者を敬遠、つまり一塁への進塁を守備側のチームが与えることです。

クイズ番組「東大王」向けの雑学としてはスコアブック上、通常の四球は「B」、敬遠は「IB」と表記しますが、申告敬遠は「DIB(declared intentional base on balls)」と表記するそうです。


 ですので、「ワンポイント」も右へ倣えで「リリーフ投手は最低打者3人に投げなければならない」と、NPBはMLBに追随するでしょう。


 一番気になるのは、日本人投手がMLBに移籍する時に必ず話題に上るのが使用するボールの問題。MLBの使用球の方が微妙に大きく、縫い目の高さが微妙に高く、表面の質感が微妙に滑りやすいらしいです。一言で言うと「日本製より作りが雑」とも言われています。利き手のメンテナンスには相当神経を使う投手が素手で扱うシロモノで、かつては考えもしなかった日米の選手の移動も当たり前の時代ですので、個人的には統一球を使ってほしいのですが、そのためには大統領と首相とのトップ会談が必要になるほどの政治問題になるかもしれません。

っていうか、11月の大統領選でトランプさんが再選され、“解釈変更”などの理由で安倍首相が四選でもされたら、防衛品のようにMLBのボールを全面輸入を迫られ、“議事録”なしにMLBの使用球が統一球になることは間違いありません。

っと、一番述べたかったことは紹介しきれませんでしたので、また次回。

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