応援コメント

第30話 カネと名誉にしがみつく関電幹部」への応援コメント

  • こう言う問題はおっしゃる通り構造的なものがあるはずですよね。

    これだけ問題にされながら入札の談合や情報漏洩など、未だに報道されるくらいですから、表面化しないものはその何倍もあるのでしょう。
    日本国民全体が、搾取されることに慣れてしまっているんですかね…

    作者からの返信

    矢指 嘉津 様

     原発マネーの贈収賄の金額だけがクローズアップされやすいこの問題は、政府と電力会社、“小判ザメ”のように群がる下請け会社、誘致自治体が絡む大きな疑惑です。しかしながら中心人物の元助役が亡くなっていることが政府をはじめ関係者には都合がよかったのでしょう。責任を彼ひとりになすりつけて収束を図ろうとする意図がミエミエですね。

     東京電力が「廃炉」に向き合わざるを得ない状況の中で、関電は事実上、電力事業の最大手です。その多くの幹部が受け取った常識外れの賄賂は、返金と辞任だけで済まされていいはずがありません。政府与党の献金不正と全く同じ手法ですね。バレた分は『返金の上、報告書は修正しました』これで済んでしまうのが現在の日本です。

     今話題の東京高検の検事長の異例づくめの定年延長は、こうした政府にとって都合の悪い事件について、不起訴処分にするための“裏技”と追及されています。安倍一強の長期政権の驕りであり、罪としか言いようがありません。憲法で定めた「三権分立」自体を踏みにじる行為ですね。

     政府が恥も外聞もない冒涜に手を染める背景にあるのは、多くの国民の「政治的無関心」にあることは言うまでもありません。