セクサーロボ!
えいみー
第零話「はじめに」
⚠⚠⚠警告⚠⚠⚠
本作品には現在以下の要素が含まれます
・優しい以外に取り柄のないヘタレ野郎がモテるハーレム
・四人組の女の子によるぐだぐた日常
・ご都合主義のオンパレード
・パロディネタ
・下品
それらを受け付けない方は今すぐ戻るを選択し、自分が好きな物を見ましょう。
嫌いな物の不備点を指摘するよりも、自分の好きな物を楽しむ方が時間を無駄にせずに済みます。
中身のある作品をお求めの皆さんへ。
この作品にあなたの求める中身はございません。よしんば入っているのは作者の妄想と性癖です。
また本作品を視聴するにいたって嫌悪感を感じた、PCまたは携帯の画面を怒りから叩き割った、時間を無駄にした等の損失に対しては、作者は一切の責任を負いません。
本作品を書いているのは残念ながらコンピュータではなく人間です。
ので、誤字脱字はどう足掻こうが発生します。
作者も極力出ないように善処はいたしますが、もし誤字脱字を見かけた歳にはお手数ですがご報告をお願いいたします。
この作品は小説家になろうで投稿していた「セクサーロボ!」に追記修正を加えた修正版であり、かんぜんな新作ではありません。
最後に、SSを読む時は、明るい所で目が悪くならないように工夫してご覧下さい。
でないと作者のようにメガネをかける事になります。
「救護班急げ!」
「どうなっている?!」
「ダメだ、二人共くたばってるよ」
「数値はどうなってる!」
「前よりは高いが、これじゃあ………」
巨大な機械に向け、白衣を着た者達が殺到する。
機械のハッチが開き、中から白目を剥いた男女が、ずるりと引きずり出される。
ある者は機械の整備に、ある者は数値の確認に、ある者は先程の男女の救護に。
そしてそれを、遠巻きに見つめる二つの人影。
「ぶわははは!こりゃまた盛大にぶっ壊れましたなぁ!」
男と女である事が解った。
一人は、その体系で。
一人は、その声で。
「………やはり、ダメだったか」
「五月雨くぅん!次のテストはいつだぃっ?!」
男の方は、クールに済ましている。
それに向けて、興奮ぎみに話す厚いメガネの女。
双方白衣だが、イメージはなんとも対照的。
「次の実験台が見つかったら、すぐにでも」
「そうかぁ………ぶふふふふふ!!」
厚いメガネの女が不気味に笑う。
「もっともっとテストをやるんだぁ!犠牲者を増やせぇッ!!私の神の才能によって産み出される“セクサーロボ”の完成度を高めるためにぃぃぃ!!ぶぇーっはははははは!!!」
おおよそまともな人間が吐くとは思えない、やかましく冒涜的な大爆笑を他所に、男はスタスタとその場を後にする。
もう、ここに用はないと言うように。
………………
プシュー。
厳重なロックの扉の向こうから現れた“彼”は、なるほど、それなりの美形である。
ゴーグルで素顔は見えず、無精髭を生やしている。
「………ん」
見上げる。
現在山奥にある“そこ”は、都会のやかましい光に邪魔されないため、窓から満点の星空が見えた。
「………静かな夜だ………たしかこんな夜だったか、“ゼリンツ線”を発見したのは………」
彼の脳裏に浮かぶのは、はじめて“それ”を見つけた夜の事。
そして、そこからの苦難の日々。
様々な想いを巡らせていると、今度は横から声が聞こえてきた。
『無視すんなよ』
『えっ』
『お前もう、俺のだから』
『王子様にコクった直後、学校一のワルにコクられて、私どうなっちゃうの~~~?!』
先週の土曜日から始まったドラマ。
“検問”と“監修”が徹底された、今日に至るまで何度も放送された、ありきたりなドラマ。
普通の女子なら、画面に映るイケメンにキャーキャーと黄色い声をあげる所だが、彼は違った。
むしろ、焦りを浮かべていたのだ。
「………急がないと」
………………
西暦2069年。
時の日本国指導者となった「王慢党(おうまんとう)」は、女性に優しい国造りを掲げ、その地位を確立した。
黄慢党の指導の元、日本のシステムは改善されていった。
公共の場に相応しくない表情は即座に規制された。
コンビニからエロ本は姿を消し、変わりに何故かオムツが置かれたのは、その代表的な話。
しかしその一方で、アダルト産業やアイドル、オタク業界といった男性向けの産業は、その殆どが摘発され、大きな打撃を受けた。
行き場を失った彼等に、世間は救いの手を差し伸べる訳もなく「女性を辱しめ虐げた悪」として痛烈な批判を浴びせ続けた。
健全化の名を借りた道徳による弾劾により、日本から不健全は失われた。
だが、そんな時代に抗い、戦う者がいた。
異常なまでの健全な世界に、楔を打ち込む者。
その裏に潜む者達に、戦いを挑む者。
その名を────
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