半透明
朝、起きたら
おれの尻が半透明になっていた
「ふわああっ」
あくびした
着替えた
尻が半透明だった
時計のちくたくという音が部屋を満たしていた
おれは思った
何かを
おれは尻に話し掛けてみることにした
「あのう………」
だが無視されたので孤独を味わった
「結局、自分の尻は友達ではないということか」
本当の友達を探すために仕事を休んでヴァルハラの丘へと向かうことにした
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます