星は輝くのをやめた
星は輝くのをやめた
理由なんて無いさ
気まぐれ
またいつか再開する日が来るのかもしれないけど
その時にはおれはここにはいないだろうね
おれのいない世界で勝手に星がきらきら輝いたり花が咲き誇ったりしていればいいさ
関係無い
おれは落ちていた林檎を頬張って
森の中へと向かう
自殺行為だったと今更、気付いたって
時計の針を戻すことなんて出来やしない
やはり進むしかないのだろう
うんざりしながらもやるしかないのだろうね
『ガスバーナーで燃やしたい』
詩なんて書いているのは正常ではない精神状態なのかもしれない
ふと思考を止めて自分の足元を見つめてみた
名前の知らない花たちが皆殺しにされていた
いつからそうだったのか思い出そうとした
何もかもが虚しいだけ
花は咲くのをやめた
答えを突き付けられながら「お前はどうする?」と問いかけられているのだ
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