あれ


はっきり言ってあれですよ

あれ

自分のやっていることに

だんだん飽きてくるわけですよ

なーんか

毎回、おんなじようなこと書いてね?

って

思うわけですよ

わたしの影が囁くんですよ

「もうやめね?」

って

本体の方も完全にそれに同意

力を合わせて詩を書くことをやめてしまおうか

いう内容の詩を書いてみた

取り敢えずな

書くことが無いから取り敢えずそれで隙間を埋めたに過ぎない

そして詩が完成する

最初、書きたかったこととは程遠い内容の詩だ

起承転結は無い

感動的な結末も用意されていない

わたしたちの人生と同じように

交通事故にでも遭ったかのよう唐突に終わりを告げる

わたしたちの一生ってそんなもので埋め尽くされているよな

今さら内容が無いとか喚く奴もいないだろう


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