おれらしく生きる
石焼き芋がスカジャンを着込んで舞台の上で微笑んでいた
おれは言った
「ああ直ちに爆死してくれ」
ハイビスカスの花を髪に添えたから爆死してくれ
愛が何色かはおれは知らないが
多分こいつが愛なのだろうな
少なくともこいつに似たものが愛と呼ばれているのは間違いなさそうだ
飛び散った肉片
(ところてんを強姦したい………)
そんな思いつきにおれは支配された
おれはおれに拍手を送った
もちろん無料だ
周囲の人々の視線などまったく気にならなかった
脇目も振らずにメスのところてんへと向かって邁進した
勢い余ってところてんと激突!
それは映画化もされた
「ところてん下さい!」
現実世界でおれはスーパーマーケットのおばちゃんに要求した
ところてんがある棚まで行くのが面倒くさかったからだ
おばちゃんは自分がレイプされるのかと思って一瞬、身構えた
確かにそこにいた女性はおばちゃんというカテゴリーに分類されるにはいささか戸惑いを覚えるほどふるいつきたくなるような魅惑のボディーラインを保持していたのだが
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