見上げると白いパンツ

リーフ

見上げると白いパンツ

俺の名前は井東広見、俺の日課は放課後に図書館に寄って床に座って本を読むことだ。


どうして床に座って読むかという言うとその方が読み終えた時に次の本を読めるからだ。


「へっー、強えんだなこのモンスター」


俺は床に座りながら本の内容に熱中していた。すると……


「ちょっとごめん」


隣から歩いてきた女の子がそう言って俺の目の前に立った。


「そろそろ、次の本を取り出さないとな」


俺は本棚にある次の本を取ろうとした。


「きゃあああああ!!」


俺は悲鳴を聞くと俺の手は目の前に立っていた女の子のスカートに隠れていたパンツに触れていた。


「あっ……悪いっ……」


俺は急いで謝ろうと読んでいた本を床に置いて咄嗟に立った。

だが怒った彼女の足は俺の股間に直撃した!!


「あっ、ぐうっ!!」


俺はあまりの痛さに股間を抑えつつからだを崩した。


「H!!変態!!!」


女の子はそう罵声を浴びせて走ってどこかへ行ってしまった。


「なんだよ……偶然に触っただけじゃん……」


俺はそれからはちゃんと椅子に座って本を読むことにしたのであった。

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