応援コメント

公平な獣と平等な肉(後)」への応援コメント

  • 明確な「幸福な死に方」が提示されているというのは、死から逃れられぬ生物である限り、それは救いの概念としてありだな、とこの話の前半まで思っていました。
    死は人間が抱える恐怖や煩悩の根源ですが、「いつ死ぬか、どう死ぬか」と恐れる必要もなく、必ず幸せに死ねるというのは、「どうして無為に生きようとするのか?」と問いが投げかけられてる気がして、それはありだな……と。

    でも、カップをこぼした瞬間に、「お、おお…」と、周りがその幸せを享受できない(皇帝の贄に選ばれてしまったため、それが名誉あることであっても自分には共有できない)というので、また頭がクラリとしてきました。

    作者からの返信

    お読みいただきありがとうございます! 死に方としては、ザデュイラルでもそう考える方が本来「常識」ではあるんですよね。神聖な務めであり、名誉であり、幸福である、と。ではカップをこぼした彼はどう思っているのか、ということがこれから出てくる訳ですが。どうぞごゆっくり、お楽しみください。

  • キリヤガン連邦は農奴的には中々えぐい国っぽいですね……
    いやまぁ、宗教的には贄=名誉とされてるんでしょうけど
    でも貴族が調子のってそう(偏見)

    >ソムスキッラは二人を、凍えたような、鋭い割れガラスのような眼で見ていた。
    将来の夫と、その男友達が完全にできちゃってる関係で嫉妬気味のソムスキッラさん……!

    作者からの返信

    イオがザデュイラルではなくキリヤガンに渡っていたら、かなり苦労したと思います。この男のことなんで、後に結局そっちへ行くんでしょうが。
    ふふ……三角形……

  • お前が行ってしまうのか……
    綺麗なシステムなんだけど言葉にしがたい気持ちにさせられる……

    作者からの返信

    人間を使い潰すシステムはろくでもないが、生態だからどうしようもないわね……