テクノフォビア

Akira@ショートショーター

第1話

我が国は致命的な傷を負っている

産業が死んでしまったのだ

メディアが叫ぶ

「いつからこの国はテクノフォビアになってしまったんだ

テクノロジーで遅れをとるなど、アンセスターに顔向けできない」

そのニュースを聞いて細々と町工場を経営していた男がつぶやく

「まったくだ、言っていることは正しい

みんな何故理解できないんだ」

この国は急速に発展するために公用語を英語に変えた

しかしそれが仇となった

働き盛りの世代には外国語を学ぶ時間も、金銭的な余裕もないのだ

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テクノフォビア Akira@ショートショーター @akira_novelist

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