彼といる時の私が好き
@hiyusu
第1話 好き
私の彼の名前は「ひでお」
私は「ひでちゃん」って呼ぶ。
彼は私を「さゆ」って呼ぶ。
彼の苗字は「立木」付き合う前は「たっちー」周りの皆んながそう呼んでいたから、私もそう呼んでた。
ひでちゃんって呼び始めて2年1カ月。
ひでちゃんの事が好きで好きでしょうがない!
ひでちゃんも私の事が好きで好きでしょうがない!
ひでちゃんはいつも私の事を見てくれてる。
いつもいつも側にいてわたしを1人ぼっちにはさせない。
3年前あかねの高校の時の友達らとカラオケに行った時に仲良くなった男の子「優」の友達がひでちゃん。カラオケにひでちゃんは来てなくて、私と優はカラオケでいい雰囲気になってその後も2人で会ってた。優はカッコよくて、緊張して私は気の利いた会話も出来きず優の話しばかり聞いていた。
ある時、優が飲んでるお店に呼ばれて行ったら2人の男友達がいて、そな内の1人がひでちゃんだった。そのお店から移動することになってお酒が入って気持ち良くなった優はもう1人の男の子がバイクできてるから、後ろに乗るってさっさと移動してしまった。
残された私はひでちゃんの車に乗る事に!
初対面の人と車とゆう狭い空間に2人きり!優はなんてひどい!
初対面の人と2人でどうしたらいいのか!
そんな私の気も知らずに優は車の前をバイクの後ろで気持ち良さそうに手をあげて回したり体を揺らして楽しそう。
優ははしゃぐ自分を見て欲しい人。
私の知らない優達の友達らと集まってる時も、私を置いて友達らとはしゃいでいる。私が1人でいてもまるで気にしない。
そんな時私に声をかけて側にいてくれたのはひでちゃん。ひでちゃんはいつも私の側にいて一緒に友達の中に連れてってくれてた。
初対面のひでちゃんと車で2人にされた時、私はとてもおしゃべりだった。
緊張して、ただ何かしゃべってたわけじゃなく、自然に次から次へ言葉が出てきて、すごい楽しかった。ひでちゃんはつまらない日常な私の話しも面白そうに聞いてくれて、つまらない話しが楽しい話しになる。
私を置いて行く優より、側にいてくれるひでちゃんと仲良くなるのは自然な事。
私がひでちゃんを好きになったのは自然な事。
私を好きでいつも私を見てるから私が1人でいる事に気付いて、私の話すどんな言葉も大事に聞いてくれるひでちゃん。
私を好きだけど、1人でいても気にしない、私の言葉よりも自分の言葉が大事な優。
私はひでちゃんと付き合い出した。
私もひでちゃんの事が好きになったから。
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