エスタリス王国物語
須田 洸夜
序章
遥か昔、このダンデルシア大陸の人間が精霊と共に生きていた頃。
海の彼方から、ある男が現れた。その男の名はジリアス。彼は、これまで狩猟を主流としていたダンデルシア人に農作を教え、彼等の生活をより豊かにした。このジリアスこそ、後の初代エスタリス国王である。
しかし、皆の羨望を一身に受けるジリアスに嫉妬するダンデルシア人の男、サヴエルは闇の精霊達と契約してジリアスと彼に従う者たちを殺そうとする。
だが、ダンデルシア人の中でも、最も精霊に愛された女ティオナンが精霊王と共にジリアスを助け、サヴエルは闇の精霊達と共に、闇に葬られた。
その際、サヴエルはこう叫んだと言われている。
「必ず、戻ってくる。お前達の事を決して許しはせぬ。」
エスタリス建国神話より
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます