第19話 毒蛇の奥の手

シーン1 ユースティーツ基地

リヒティヒ参謀「少し予定と違いますが、あれを現場に…」

ただし指令「そうだな、それがいい。」


シーン2 河原

まむしユステツォ「キラーレンジャー!土となれ!」

 まむしユステツォは飛来したシュニッツァー試作3号に乗り込んだ。

字幕「戦闘ロボットシュニッツァー 試作3号」


シーン3 シュニッツァー操縦席

まむし「空中戦闘用の推進力を地上では腕力と脚力にする超強化型ロボ、その能力はこれまでになく圧倒的。なるほど、これならやつらも一発だ。」


シーン4 相変わらず河原

赤キラー「キラーメアダー発進せよ!」


シーン5 市街

 戦闘機っぽさのある箱っぽいものが5つ飛んできた。

 まず、砲台が付いている二つが変形しながら着地する。

 その上にもう一つが、さらにもう一つがくっつき、腕のようなものが左右に展開する。


ナレーター「キラーカヴェナンターとキラーグスタフの上にキラーデストロイヤーが、その上にキラークルーザーが乗る。最後に、頭のキラーオスプレイが合体する。キラーメアダーの完成だ。」


シーン6 キラーメアダー操縦席

5人「完成!キラーメアダー!」


シーン7 市街

 キラーメアダーはシュニッツァーになぐりかかった。だが、シュニッツァーはまるっきり平気だ。余裕がありすぎ、むしろわざと攻撃を受けているようにも見える。

シーン8 キラーメアダー操縦席

青キラー「全然効かねえwwww」

赤キラー「どういうことだ?」

黒キラー「あれです。あの大量のジェット噴射口です。衝撃をうまく消しているんでしょう。」

桃キラー「すごーい!」

黄キラー「感心してる場合か。」


シーン9 シュニッツァー操縦席

まむし「自動でいろいろやってくれるのはいいが、エネルギーを使い過ぎだ…」

 まむしはなんかボタンを押した。


シーン10 キラーメアダー操縦席

青キラー「を?!動きが…」

赤キラー「止まった!」

黄キラー「何を企んでいる…」


シーン11 シュニッツァー操縦席

まむし「あれ?どうなったんだ?」


シーン12 キラーメアダー操縦席

赤キラー「どうしたらいい…」


ナレーター「動きを止めた敵に疑心暗鬼のキラーレンジャー。それでも時間は過ぎていくぞ、正義戦隊キラーレンジャー!ひるむな、がんばれ、ブチ頃せ、正義戦隊キラーレンジャー!」


-つづく-

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る