その3 すごい威力のキラーメアダー

第11話 よいこのみんなのために鍛える

シーン1 訓練場

 剣道場っぽいつくりの道場に、太い柱が5本ある。

ナレーター「キラーレンジャーは、いつも鍛えている。」

 相撲取りのように突進する瀞撞世界。

 ひたすら突きを繰り出す土方掘三。

 縛った紐を引いて背負い投げのように動く和多見七十一。

 ローキックを繰り返す松沢しずく。

 手刀を当てまくる鎌倉剣子。

 そこに博士が入ってきた。

博士「今日の自主訓練、そこまで!」

 博士は、鍋に入った何らかの食べ物を持って来た。

土方「っしゃぁ、メシぃ!」

鎌倉「わーい☆」


 そして一同は適当に食べた。

博士「今日の買い物当番は土方くんと鎌倉さん。」

 博士はメモを渡した。


シーン2 路上

 並んで歩く二人。

土方「ゲッヘヘヘ、買い物めんどくせえ。」

鎌倉「そんなこと言わない!」

土方「お前、付き合ってる内に松沢に似てきてね?」

鎌倉「っさいわね…さっさと行くわよ!」

 そのとき、二人の前を怪人が横切った。

土方「お!出た!」

鎌倉「しょーがないなー…」

二人「正義…顕現!」

 二人は変身した。

桃キラー「桃色だからものすごい、ぴんくきらぁ☆」

青キラー「襟の青さは力の証し、ブルーッキラーッ!」

 走り出す二人。


シーン3 採石場

青キラー「おどりゃシゴウしゃげたる!」

ランドレースユステツォ「ランドレースユステツォと知っての言葉か?」

青キラー「ブタだwwwwブタ、ブタうぇwwww」

桃キラー「かわいいっ!」

 青キラーは無言で武器を出す。

青キラー「キラーチェーンソー!切断だぜぇ!」

 キラーチェーンソーは、ランドレースユステツォを唐竹割りにした。

青キラー「ギャハハハハッハハハハ!!!!」

 高笑いの向こう側には、真っ二つの死体が転がっている。


シーン4 ユースティーツ基地

リヒティヒ参謀「これはかわいそうなことに…」

ただし指令「手厚く葬ってやろう。そして不幸中の幸いは…」

リヒティヒ「買った部品は無事です。」

ただし「二人に分けて持たせた甲斐があったな。」

リヒティヒ「しかし近くにいたということは、奴等もあの店に出入りしているということ…」

ただし「そこらへんは改めて考えよう。うおっ?!」

 基地が揺れた。

リヒティヒ「なんだこれは?!」

 よろけ、そのへんのものつかまろうとする二幹部。

ただし「ついにお仕舞か…いや、みんな、諦めるんじゃないぞ!」


ナレーター「ユースティーツの基地はどうなってしまうのだろう。そしてキラーレンジャーの戦いの行方は。がんばれ、たたかえ、正義の戦士キラーレンジャー!」


-つづく-

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