みかん狩り 13

現場の責任者でもあり飯場の先輩でもある人と一緒に5日間同行した後、防心として高槻の工事現場を任されることになった。


朝、帳場で千円札の束を受け取り、人数分の弁当を包んでマイクロバスに乗り込んだ。


職安へバスが着くなり、次々とアンコが乗り込んでくる。


手配師は手際よく、アンコを現場ごとに振り分けていく。


僕の現場はボーリング場と給油所を兼ねていた。


毎日、5人のアンコが僕と一緒にバスを降りる。


防心の仕事はアンコのまとめ役である。


監督から仕事の指示を受け、それをアンコに伝える。

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