みかん狩り 7

その時、友人の武田がそばに来た。


「邪魔だったかな?」


「そんなことはないよ」


「村上、大成功だったね」


「うん。ありがとう。皆の協力のおかげだよ」


「村上の意外な一面を見た気がするよ。村上ってリーダーシップがあるなあ」


「そうよ。村上さんは頼れるのよ」


小山さんはそう言うなり、僕の片手にしがみついた。


武田は僕と小山さんの写真を撮った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る