Flag of Rebellion

@kulou2001

プロローグ

~ある街のある酒場〜

「隣失礼するぜ。よいしょっと...マスター適当に一杯くれ。」

「あいよ」

「あんたここの人かい?俺は旅人なもんでねここに来るのは初めてなんだ。よろしくな。」

「ん?俺がどこ旅してきたか?まぁもう長いこと旅してるからないろんなとこさ。」

「なにか面白い話?あぁ旅の話ってことかい?面白い話なら沢山あったぜ。まぁひとつ話すとするなら...そうだな。神代のある国の話をするとするかね。まぁ昔話、神話ってやつだな。少し長くなるぜ。」

「さてと話を始める前に、マスターやっぱり麦茶とかのアルコールのねぇもんをくれ。」

「ん?なんでオーダーを変えたか?そりゃ酔ったら話がおかしなことになりかねねぇからな。お前さんも話を聞くならアルコールはやめとくことをおすすめしとくぜ。」

「じゃぁ始めるとするかね...。どう話すとするか...じゃぁこうしようか。むかしむかしあるところに....」


~神代、ある国のレジスタンスアジト〜

「よし!これである程度次の目標は決まったな!今日はこれで解散にしようか。もう長いこと話してるからな。ということで解散!」

「う〜〜ん長かったなぁ...」

「まぁな。慎重にやらないと嗅ぎ付けられるから仕方ないけどな。」

「まぁそうだけどさぁ?」

俺の名は下田大地。俺と話してるのが上沢空。俺たちは分け合ってあるレジスタンスに所属している。これでも分隊長クラスなんだぜ?まぁ所詮レジスタンスのだけども。

「二人ともお疲れ様。いやぁかかったなぁ。」

「お疲れ様です。」

この人は神島龍司さん。レジスタンス1の実力者で唯一魔法を使うことが出来る。しかも刀も使う。オールラウンダー、文句なしの最強ってわけだ。そしてレジスタンスのリーダーだ。噂では神に育てられたとかなんとか...。まぁありえない話じゃねぇなって思わせるような戦闘能力ってことだ。

「さてと、会議も終わったしみんなで飯でもいかないか?っていっても食堂だけどな。」

「まぁそうですね。俺達ももう顔バレし始めてますし。」

「俺はバレてないぞ。」

「みんながみんな空みたいにステルス得意じゃないんだよ。」

「言うて顔バレし始めてんのはこの3人の中ではほぼお前だけの話だろ?大地。」

「うぐっ...。」

「ハッハッハ。まぁまぁ二人とも捕まってないだけ問題ないさ。ここもしばらくはバレないだろうしな。どうせ俺は基本ここから出れないし大地のせいではないさ。」

「リーダーですもんねぇ。」

「まぁなぁ...いやはや面倒な役回りになったもんだよ数年前まではただの学生だったのになぁ。」

「へぇ。龍司さんにも普通に暮らしてた時期があったんですね。」

「いやいや...俺だってそりゃな?」

「だっててっきり生まれてからずっと訓練を続けてきたものかと。」

「まぁ神に育てられたって噂までたってるくらいだかな。」

「そんな噂たってたのか...まぁいいか別に。」

「ところで!こんな話をしてたから気になったんですけどいいですか?」

「ん?なんだ?」

「龍司さんはなんでレジスタンスを立ち上げたんですか?学生の話をしてたら気になっちゃって」

「あぁその話か。」

「あっ別に話したくないなら話してもらわなくても...」

「いやいやそういうわけじゃないんだ。ただ少し...な。...じゃぁ食堂にもついたし、食べながら話すとするか。」

To be continued...

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