猫又、タマの感想文
みなはら
第1話 『ニューヨーク・ニューヨーク』
『ニューヨーク・ニューヨーク』羅川真里茂著
『ニューヨーク・ニューヨーク』、
「なんてこった、運命だ!!」
そんな言葉で始まって終わるラブストーリー。
あたしは同性愛、ゲイのお話はあんまり見ないんだけどね、
これ、『ニューヨーク・ニューヨーク』と、秋里和国の『TOMOI』はけっこう好きで、何回も読んだ。
人間って面白いよね(笑)
これみたいなお話を読むと本当にそう思うんだよ。
あたしは人間が好きなのと同じくらい大嫌いだから、
時々、人間の愛情を語ったお話を見たくなるんだ。
このお話は、けっこう深いところでの人間の愛情と苦悩を書いているからね。
作者は、時に淡々と、あるいは真実をメスで切り開くように、愛情、苦悩、そして憎しみを明らかにする。
かと思うと、甘ったるいボンボンを舐め転がすように、愛情を弄ぶ。
人間は面白いよね(笑)
人間の火花のような感情は本当に、見ていて飽きない。
そう思うよ♪
−解説、感想−
猫又にいろいろ語られてしまったので、
書けることがあまり無くなってしまいましたね(苦笑)
『ニューヨーク・ニューヨーク』と『TOMOI』、まったく違う終わり方をします。
でも、何でしょうか?
自分はどちらのお話からも、作者の、人間に対する興味と愛情を感じる気がするんですね。
羅川真里茂さん、秋里和国さん。
作者それぞれの性格や考え方は違いますから、アプローチや解答は異なるのでしょうけれど、
少なくとも、作者は人間のことが好きなんでしょう。そんな風に感じる瞬間がありました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます