【休載中】 罠師

空御津 邃

序章

請けてはならない依頼

プロローグ 依頼

 2089年 3月9日 KinkCity(キンクシティ)。

この、文字通り"ねじれた"街で、義体化技術の第一人者オーソリティーでもある『ハイドロ・ケギノ』が社長を務める。


普段、あまり良い噂は聞かない、Hydro・Dynamics(ハイドロ・ダイナミクス)社の直轄の研究所から、開発途中の新型兵器『光学迷彩』のプロトタイプが盗み出された。


犯人は未だ逃走中、足取りは掴めず、目的は不明。無論、痕跡も一切なく予測されているのは、という事。


まぁ、これもあくまで仮説に過ぎないのだが

こんな芸当を出来るのはしか居ない。……という判断らしい。気に食わないが。


それが、この界隈の『一般論』なのだ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る